「作者自身と同じ欠点を持つ主人公に、何が起きてどう行動すれば解決できるかを考えて主人公を救済する」
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ネーム提出締切|2023年9月23日(土)
ネーム講評会|2023年9月30日(土)
完成稿提出締切|2023年10月15日(日)
完成稿講評会|2023年10月22日(日)
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「作者自身と同じ欠点を持つ主人公に、何が起きてどう行動すれば解決できるかを考えて主人公を救済する」
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ネーム提出締切|2023年9月23日(土)
ネーム講評会|2023年9月30日(土)
完成稿提出締切|2023年10月15日(日)
完成稿講評会|2023年10月22日(日)
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私がネームを描けなくなった時は「自分自身の問題点を見つめる」ということをよくやります。
自分の器の小ささ、達成できない何か、耳が痛いことetc…
それらを全て洗い出し「この問題を抱える人が誰と関わり、どうすれば魂が救済されるのか」を考えます。
自分の情けない、恥ずかしい姿に共感する人は必ずいます。
そして現実では解決しづらいそれをフィクションで解決することは読者にとってカタルシスになるからです。
もちろん自分と同じ欠点を持つ主人公なのに望みが叶うことは「こんなこと現実には起こらない」「都合が良すぎる」と脳内ツッコミが入ることでしょう。しかし、フィクションではそれが可能であり、どうすればその状況に説得力のある辻褄を考えられるかが商業漫画の腕の見せどころであると思っています。
完全に自分自身と同じ人を主人公にしようとすると考えにくいかもしれません。なので欠点以外は違う、全然別のキャラクターでもかまいません。
まずは自分自身を見つめてください。それがその人の作家性に繋がると私は信じています。
(米代恭)