バタフライ

くまのぶ

カフェ

くまのぶ
バタフライ

【修正点】
・前回の講評で、さやわかさんから「毎ページの決めゴマは何なのか意識しよう」、米代恭さんから「(主人公の)感情が大きくなるから同時にコマも大きくなる」とのご指摘を受けました。
そのため、決めたいシーンや主人公が心揺さぶられているシーンのコマを大きくしました。

・主人公の行動が小さすぎるのでもう少し大きくしようとのご指摘があったので、スケッチブックで再度描き始めるストーリーから、キャンバスで1つ作品を作るストーリーに変更しました。

・全体的にバストアップが多かったので、引きのコマを意識して描きました。(会話してるシーンや情景のシーン、説明口調のシーン)

・飲み会の席で、さやわかさんから「くまのぶさんのマンガの主人公はキャラクターが小さい」、大井昌和さんから「(物語全体としての)タメがない」との意見をくださいました。
キャラクターについて復習したとき、企画の作り方の授業で、「このストーリーに巻き込まれるのは、コイツ(主人公)なんだ!」というところがありました。
自分のマンガにはこの要素が弱いのではないかと考えました。
そして米代恭さんがおっしゃっていた「(主人公あるいは自分自身に対して)とにかくなぜなぜを繰り返し深掘る」というのと組み合わせ、主人公のキャラ性を強めてみました。

小さい頃から絵を描くのが好きでその気持ちのまま美術大学にまで行った。しかし、時が経つにつれ描くことが楽しくなくなってしまう。そのことから、好きじゃなくなったら続けることができないと考える主人公を設定
前半部分重めの空気で進行(12p,13pのおばちゃんが主人公に諭すシーンとのギャップ)(物語全体としてのタメ)

さやわかさん、伊藤剛さん、講評よろしくお願いします。

バタフライ

自分にとっての問題点は、『好きなものをすぐに飽きてしまう』、いわゆる飽き性です。

このお話では、筆を折りそうになった主人公がカフェのおばさんの言葉に救われ、もう一度描くことを始める、という内容です。
私の近所で飲食店を夫婦で経営している方をモデルにし、あのおばさんだったらこうゆうこと言うんじゃないかな、と思いながら描きました。
新入社員の頃、精神的に参っている時に、クセはあるけど暖かい言葉をかけてくださったので、こうゆう形で結実して、今とても満足感に充実しています。

また、前々回の授業で、さやわかさんが「オーソドックスなコマ割りを導入してみよう」とおっしゃっていたので、自分なりに最近のコマ割りの研究をしてみました。

・基本1ページのコマ数は3コマから6コマ
(6コマ以上のページもあるが、同じ意味合いのコマ同士や連続性が高いコマ同士を仮に1コマとして括ると、最大でも6コマに収まる)

・基本2段と3段
(ちょっとした決めゴマ・大きく絵を見せたい時は2段が多い、決めゴマと決めゴマの間を繋ぐコマ・会話をしているシーンの時は3段が多い)

・起承転結+クッション これらがずっとサイクルしているように感じる
 起→何かが始まるコマ
 承→会話をしているコマ
 転→(ちょっとした)決めゴマのための前振りのコマ
 結→決めゴマ
 クッション→決めゴマに対する緩衝材としてのコマ(背景ゴマ、場面転換のコマ、決めゴマのアクションに対する受け身のコマ)

以上、個人的見解のコマ割り研究です。まだまだ不勉強なのでマンガ精進していきます!

さやわかさん、米代恭さん、講評よろしくお願いします。