【授業レポ】ゲスト講師は師走の翁先生。過去最長を更新する激アツな授業に!!
代表作に『シャイニング娘。』『ピスはめ!』『ヌーディストビーチに修学旅行で‼︎』『円光おじさん』などを持つ成年向けマンガ家の師走の翁先生をゲスト講師にお招きした授業が6月8日(土)に行われました。
毎年ホワイトボードを用いた実践的かつユニークな授業を行ってくれる師走の翁先生。第7期では、読者を迷わせないために必要な「マンガが持つ前提を正しく伝えるための”5W1H”の使い方」や、マンガにおけるコマの大きさと演出の関係について、実演を交えながら教えてくださいました🙌
作者は十分に描いているつもりなのに、なぜか読者には伝わらない😿 そんな悩みと向き合うために「コスト管理」という考え方を持てばいい! と板書を始める師走の翁先生。「紙面における割合の大きさ=コストの大きさである」として次々と具体例を説明してくれる中、多くの受講生が熱心にメモを取っていました✒📃
また課題3「画面を作る」は毎期出題されている定番の名課題。受講生には、作者として意図的にマンガをコントロールし「名シーンであるかのように「画面を作って」描いてみ」ることが求められます。
前もって全作品を読み、メモを残してくれていた師走の翁先生は、ひとつひとつの作品に対し非常に丁寧かつ的確な講評を行ってくださいました。さらには壇上での質疑応答も積極的に行ってくださり、有意義で活発な授業が行われていました☺️
講評の結果、課題3における完成稿提出の選出者は以下の3名となりました。
選ばれた3名は完成稿を提出した場合、次回の授業内で必ず講評を受けることができます。
※惜しくも選外となった他の受講生も授業内での講評は確約されませんが、自由に完成稿を提出することが可能です。
〈課題3・「画面を作る」完成稿選出者〉
※画像をクリックすると作品をお読みいただけます。
☆イドガネさん
『独居老人と手フェチ女子』
☆どんどこすすむさん
『河川敷レトロ』
☆アサイーうめぇさん
『父さん、産んでくれてありがとう。』
休憩をはさんだ後には課題2「自分の今一番描きたいもの」の完成稿講評へ。
ペンが入り、より作品としての魅力が明確になる完成稿。提出された作品を通して、受講生各々の目標と現在地に合わせた鋭いアドバイスをたくさんいただきました!
大盛り上がりな中で12時間を超える授業が終わったのは、なんと深夜2時を超えようかという頃――。
タフな授業ではありましたが、授業後、受講生の顔に生き生きとした熱意が燃えていたのが印象的でした🎊💪🎊
講評の結果、課題2にて配点のあった作者・作品は下記の通りです。
(提出点を除く)
☆さとりさん
『インドネシアティダアパアパ巡り』
8点
☆夢叶羽どどどちゃんさん
『新人バイトのヤバい趣味』
3点
☆もろいさん
『高山櫻子の写真をもういっかい撮りたい』
3点
☆かきもとUさん
『ボーイ・ミーツ・ガール』
2点
☆zinbeiさん
『あのスペースにいる君は』
1点
☆新森フクモさん
『ジュエリーと私』
1点
☆新川帆立さん
『俺様のスケボー!』
1点
☆どんどこすすむさん
『親子ドリブル』
1点
課題3「画面を作る」および課題2「自分の今一番描きたいもの」の全提出作はこちらからお読みください✅