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あのスペースにいる君は

zinbei

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あのスペースにいる君は

頂いた講評をふまえ、以下の点を意識しました。

変更を加えた点:

・「間」を取るように心がけました。

∟モノローグの段落やコマ割りを工夫することで、少ないページ数でも情感が増せることが分かり、とても良い発見に繋がりました。

頑張った点、工夫した点:

・ヒロインをとにかく可愛く描くよう心掛けました。

・前回(課題1)の時よりも、キャラと背景の作画のバランスに気を配れたと思います。

反省点:

もう少し余裕のあるスケジュールで動けばよかったと思いました。作画に対する作業時間の見積もりが甘く、締切日に対する逆算が今までよりもうまく行きませんでした。

主人公をもっといい男として描けたような気がします。

あのスペースにいる君は

「今一番描きたいもの」という課題を出されて、真っ先について思いついた言葉は「愛」でした。私の好きな漫画の傾向はハッキリしていて、キャラクターが愛を持っている作品だと思っています。例えば「ゾンビ」というジャンルをひとつとっても、「迫り来るゾンビがとにかく怖いホラーな漫画」や「好きな人を守りながら逃げなければいけない漫画」等々、それぞれの良さがありますが、私は後者が特に大好きです。
その愛がある漫画をつきつめると、やはり「恋愛・ラブコメ漫画」になるなと思い、今回の課題の方向性として定めました。そして、恋愛の中でも特に個人的にドラマティックだと思っている「恋に落ちる瞬間」を題材にしました。

【ネームで特に頑張りつつ、しかし難しかった点】
・読者に主人公の目線・心境を追体験させようとしたこと
言い換えると、読者にヒロインの事を主人公と同じくらい好きになって欲しいのですが、恋に落ちる程かわいらしく見えているか・限られたページ数の中で、ヒロインの魅力を最大限伝えられているかが心配です。
・2話目以降が読みたくなるような漫画を目指したこと
「セックスをする仲」という、ある意味で恋愛関係のゴールから遡るように恋愛していく、ある意味とてもウブな男女を描いたのですが、果たして2話目以降も(あったとして)読んでみたいと思ってもらえるかが心配です。

よろしくお願いします。