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依子の挽歌

ちろきしん

第8期

課題2

ちろきしん
依子の挽歌

この原稿を描いたきっかけは「東アジア反日武装戦線」に取材した松下竜一の『狼煙を見よ』を読んだことでした。

70年代中頃、いわゆる連続企業爆破事件を巻き起こしたのが「東アジア反日武装戦線」です。
意図していなかったとはいえ、彼らの仕掛けた一つの爆弾で多くの人が殺されてしまいました。
そして彼らは逮捕後、自ら犯した過ちへの反省を獄中で深めていきます。
僕はその言葉に胸を打たれたのですね。

力を入れて描きましたが、内容を詰め込みすぎて、ぐちゃぐちゃになってしまいました。
もうちょっとコマ割りやセリフ、どうにかならなかったのかな。
直したいところも多いですが、これ以上よくする方法もわかりません。
当日の講義でのご指摘を楽しみにしています。