
好きなマンガ1冊:「囚人転生 1巻」
正義漢ぶって失敗した主人公が事件に巻き込まれて死んで異世界に転生して……という異世界転生モノ。
「転生した後なにをするの?」という動機付けに、過去の失敗と挫折と転生と倒すべき敵の説明と転生後成人して婚約者が死ぬ、までを第1話にまとめている。
第1話(88ページ)でいったい何回場面転換するんだよ、というくらい場面転換する。なのに読める。
時間も場所も行ったり来たり、これでもかってくらい場転してるのに、読める。すごい。
場面転換の説明は、個人的には大変難しいと感じており、常に苦労している。
そこでこのマンガが参考になるのかというと、場面転換は難しすぎるため、あまり参考にならないのだが……。
なぜここでこの作品を挙げたのかというと、ネームの一部が公開されているからだ。
このマンガはネーム原作と作画が分かれている。
「面白いネーム」がいかにして「面白いマンガ」になるのか?
その一部がSNSで公開されている。これが大変参考になる。
そしてそこから、作画担当のネーム修正力がかなり高いことがうかがえる。
Xのこのポストだけ見てほしい!
https://twitter.com/itoman2018/status/2005218281528107456
マンガができる人たちは「こんなの普通じゃん」と思うかもしれない。
でもできなくて悩んでいる立場からすると、”これ”って”こうする”ことができるのか!という学びがある。
仕上がった完成品だけ見ても、ちょっとわかんないことも多くって……。
この仕上げ前のネーム公開のことを社会福祉とか福利厚生などと呼んでいる。ありがたい。参考になる。もっとやってほしい。
「ふつうの軽音部」や「生活マン」などにも同様の感謝をしている。
特に「囚人転生」は、おとなしかったページがダイナミックな画面に変換されるので、なるほどね感が強くてうれしい。
ネームをいかによりよいマンガにするか?
ひらめき☆マンガ教室のことは、実践を通してこれを学ぶ場だと思っている。
この実践例がここにはたくさんあり、しかも、「”これ”って”こうする”ことができるのか!」を他者とリアルタイムに共有できるのだ。ほかにも教えてもらえることはあるけど、個人的に重視している点のひとつだ。(ひらめき☆マンガ教室のことは福利厚生と呼んでいない、それを目的にお金を払っているので)
「囚人転生」、原作ネームを売ってくれませんか?
金なら払うよ、この教室にも30万とか払ってるし……。
「囚人転生」は第1話が無料公開されています。
https://x.com/itoman2018/status/1863143450365030426
