【授業レポ】ゲスト講師の伊藤剛先生に学ぶ「ブラッシュアップ」!
9月7日(土)に行われた授業では、『テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ』や『マンガは変わる』など、多くの著作があるマンガ評論家の伊藤剛先生にお越しいただきました!
今回の課題6「過去課題作品を改稿してください」は、これまでの課題で提出済みの作品をさらにブラッシュアップして提出してもらうという、少しトリッキーな授業です。そのため今回の授業にはネーム講評がありません!
マンガ評論家ならではの切り口に加え、浦沢直樹先生のもとでアシスタントを務めていたという経験にももとづいて講評を行ってくださる伊藤先生。授業では、絵を描き加えたり設定を増やしたりする「足すことによるブラッシュアップ」のほか、「引くことによるブラッシュアップ」についてお話していただきました。
根源的なマンガの作り方や考え方に触れるような、示唆に富んだお話を聞く受講生の目には、これまでとはまた異なる楽しさからくる輝きが浮かんでいたように思います✨👀✨
そんな講評の結果、課題6にて配点のあった作者・作品は下記の通りとなりました。
(提出点を除く)
※画像をクリックすると作品をお読みいただけます。
☆シンシンさん
『斉唱(改稿)』
10点
☆さとりさん
『インドネシアティダアパアパ巡り』
6点
☆zinbeiさん
『非業の生』
4点
☆太田ユータローさん
『ファラオ・アン・デッド』
2点
☆新森フクモさん
『パワフル系女子でも仕事と妊活が両立できませんでした』
1点
続いては、課題5「自分の短所、嫌いなところ、コンプレックスを持ったキャラクターを主人公にして漫画を描いてください」の完成稿講評へ。
前回の授業で選出された3作品を中心に、演出意図に沿った画面のコントロール方法やコマの作り方についてなど、作品をより高度にブラッシュアップさせる方法について丁寧にご指導いただきました!
伊藤先生は、キャラクターの顔の向きや構図の取り方のメモを書いて受講生の作品との違いを比べて見せるなど視覚的にすぐわかる形で講評を行ってくださり、質疑応答を交わしていた受講生からも思わず感嘆の声が漏れていました😶
講評の結果、課題5にて配点のあった作者・作品は下記の通りになりました。
(提出点を除く)
☆えすけいさん
『犬も食わない』
10点
☆福本眞久さん
『走れ、猫、思いのほかに』
4点
☆イドガネさん
『考えなしのカナコ』
3点
☆星澤みとさん
『ルシフェリン』
1点
課題6「過去課題作品を改稿してください」および課題5「自分の短所、嫌いなところ、コンプレックスを持ったキャラクターを主人公にして漫画を描いてください」の全提出作はこちらからお読みください✅