はとむぎ、がんばりました!
8月分の講評作品として「おかしな姉妹」という10ページのネームを提出しました。
何とか提出できたのはよかったのですが、肝心のアピール文と講評フォームを書く余力を残す事ができず残念な文章になってしまった事が悔やまれます。
というのもあって、今回のブログでは「おかしな姉妹」(ネーム)の振り返りをしてみようと思います。
4コマではないマンガを描くのは初めてなので、よく描いたなぁ…と思います。大袈裟に言えば、ひと冒険やり遂げた達成感すら感じます。(まだ完成ではないですが…)
まず、このネームを描くのにはとむぎが参考にさせて頂いたものを紹介します!
すでにご存知のものばかりかもしれませんが…私のようにひらめき⭐︎マンガ教室に通った事のない方にマンガを描く勇気を与えてくれるものであるのは間違いないと思います!
参考にさせて頂き、本当にありがとうございます!
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『ひらめき☆マンガ教室5期・6期聴講生のさんばさんの授業の振り返り』
ひらめき☆マンガ教室5期・6期聴講生のさんばさんが授業の振り返りをまとめたブログやツイッターがとても参考になります。あくまでも受講生の方に向けて書かれているものなので恐縮なのですが、とてもとてもわかりやすく要点をまとめて下さっていて、めちゃくちゃ素晴らしいのです。すみません…ありがとうございます。
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『さやわかのカルチャーお白洲』
2022/09/02
理論編(ノウハウ#31)「考え方」14〜これでばっちりできるぞ!フィクションの構造分析のやり方!
https://shirasu.io/t/someru/c/someru/p/20220902222606
ひらめき⭐︎マンガ教室主任講師のさやわかさんのシラスの番組です!考え方のノウハウものから映画や音楽、ゲームなど話題の文化についてさやわかさんが批評的観点から紹介して下さるのが楽しいです。勇気を出せばコメントで質問する事ができるのがシラスという双方向のコミュニティのマジすごいところです。
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『大井昌和のコミックガタリー シラス版』日曜日定期放送
2023/08/20
マンガのコマの思惑と物語の思惑を一致させるには【シンマンガ工学】
https://shirasu.io/t/gatali/c/CGS/p/20230820124216
8月20日に放送された大井先生のシラスの番組「大井昌和のコミックガタリー」で仰っていた日常系のコマ割りのお話をめちゃくちゃ参考にしました。放送の中でkuzikuziraさんの質問に答える形で大井先生が割った10ページのコマ割りをそのまま使わせていただきました。勝手にすみません。ありがとうございます!
大井先生の番組では漫画だけではなく、ゲームやアニメ、映画など話題のコンテンツやグルメを先生の漫画家としての鋭い着眼点からの切り口で紹介されるのが醍醐味です。
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投稿コース<7月分>として「タイっちゃんとサメねえ(ネーム)」を大井昌和先生にご講評して頂きました!すごい!嬉しい!やったー!
ご講評の中で大井先生から「カレーを食べるだけで面白く見せたりできるのが構成」というお言葉を頂いたことで、今回<8月分>の講評作品「おかしな姉妹(ネーム)」では設定や構成を考えてマンガを描く事に挑戦しました。
大井昌和先生のご講評はこちらから読むことができます!!ぜひ!!
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物語の骨格作りと言われる部分を決める作業の手始めとしてまず企画を考えました。
繊細なヤンキーの姉と優柔不断な自由人の妹が日常のちょっとした悩みをスナック菓子になぞらえて、パリッとおいしく気分を変えることで心が少し楽になる笑い話として企画しました。
これをもとに物語を作るときの4要素(固有の設定/テーマ/キャラクター/見どころ)を決めました。私が決めた4要素は下記のようなものになります。
「おかしな姉妹(ネーム)」の骨格
【固有の設定】スナック菓子を食べない家庭に育ち、スナック菓子を食べることに罪悪感がある妹がスナック菓子を食べることで小さな喜びや幸せを感じる。
【テーマ(読後感)】自分が思い込んでいた事って本当に大事なことなの?と問う。生きづらさを手放して、自分の欲望に耳を傾ける。自己を前向きに受け入れてあげる事で、生きやすくなって楽しく暮らせるよ。
【キャラクター】姉は、繊細なヤンキー、姉御肌、派手、明るい、適当、空気を読む、自分の本当の気持ちは飲み込みがち/妹は、優柔不断な自由人、甘えん坊、おとなしめ、頑固、臆病、世間知らず、真面目、自分の気持ちに忠実/同じ家庭環境(条件)に育ったにも関わらずお菓子に関する捉え方が違う2人
【見どころ】うだうだ言い続ける妹に我慢できなくなった姉がスナック菓子を妹の口に押し込んだとたん、パリッとお菓子の食感と共に妹が捉われていた思い込みが壊れてスナック菓子の美味しさが口いっぱい広がった。小さな喜び、幸せに満たされた妹は自分をアップデートすることができた。
小さな起伏ですが、お話に山と谷と演出して、終わりには小さな感情の変化を描くことができたと思います。
初めての試みでどう演出するかとても迷いましたが、描き終えてみるとただ姉妹がスナック菓子食べてるだけだけど、なんか少し良いお話だったかなと思える感じにちゃんとなって嬉しかったです。物語の骨格に肉付けをする時は正直いろいろ悩みました。ふと湧いたアイデアに心揺らいだりする事もありましたが、迷ったときは最初に決めた4要素の立ち戻るというのがとても良かったです。
順序立ててやったというよりは、連動して一緒に考えて作ったように思います。今までやったことのない事なので、これで合ってるのか常に不安でした。時間の制約もあって焦っていて、変な精神状態でした。
まぁよく泥臭くもがいて最後まで諦めなかったなぁと思います。スマートにササッと描いて提出したわけではなく、そこに至るまでかなりの感情の起伏のアレもあったし、頭の悪い事もしたし、カッコ悪かった…というはとむぎのマンガ奮闘記でした。
またこの続きが書けるように奮闘したいと思います。
ありがとうございました。
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<はとむぎメモ>
・8月は「松苗あけみ 原画展」に行きました。とてもとても素晴らしかったです。自分の目で見て、感じれて本当に良かったなと思いました。とてもオシャレな展示でした。書籍「総特集 松苗あけみ 少女マンガをデザインする」がお気に入りです。表紙も中身も華やかで、読むのが楽しいです。〈一条ゆかり×松苗あけみ スペシャル師弟対談 in一条ゆかり邸〉がめちゃくちゃ面白かったです。とても素敵でした。あまりに面白すぎて家族に朗読して聞かせました。
・9月に入って、わりと最近「エルマーのぼうけん展」に行って来ました。展示は写真撮影OKだったので、バシャバシャ写真を撮りました。絵本の世界観を演出した音響が展示場内に響き渡っていて、子供がわしゃわしゃしても誰も気にしないでくれたので気軽な感じで楽しめてとても嬉しかったです。綺麗に残された原画とともに絵本の世界観が再現されるとても素敵な展示でしたが、それを様々な世代の方が目で見て、耳で聴いて、何とも自由に世界観を楽しんでいた事に驚きました。アートとか美術とか小難しくならないで、リラックスして等身大で楽しめるのってとても素敵だなぁと思いました。行って良かったです!
赤トンボを見つけました。初めて見たかもしれません。
本当に真っ赤で驚きました。綺麗でした。
文字を書くのに手一杯だったので、1ページマンガを描くのは断念しました。
字が多くなってしまったので、読むのも大変ですね。ここまで読んで頂き本当にありがとうございました!