「腐っても・・鯛!!」
今回のキャラクターは魚の「鯛」から着想を得ました。
「鯛」と言えば見た目が華やかで、おめでたい席ではよくお目にかかる日本では
ポピュラーな高級魚です。わたしの好きな魚の一つです。
「鯛」を使ったことわざに『腐っても鯛』というものがあります。
【本来優れた価値を持つものは、落ちぶれてもそれなりの値打ちがあることのたとえ】
【本来上等なものは、たとえ腐ってもその品格を失わない】という意味合いです。
言い回しが面白いと思って、この言葉から4コマを作ることにしました。
腐っても・・って、なんとも言い得て妙な感覚があってウケるなぁと思いました。
ということで、「鯛」の高級魚で格式のあるイメージとはうらはらにポンコツな側面を
付随させることにしました。
1・2・3コマ目まではすべて4コマ目のフリになるようにしました。
書いていて、なんと当たり前のことを言っているのだろうと驚きますが、
実際に4コマまんがを描いてみると、ちゃんとフリになっていないことが
わたしにはよくあって、困ったなぁと頭を抱えるのです。
それから今回、顔の絵柄を変更してみました。
前によく描いていたイラストの目にかえてみたくなり、やってみたら自分のモチベー
ションが上がりました。 どんな絵柄にするか迷っていたので、これは自分にとっては
良い試みだったと思います。楽しく描くことができました。
絵柄の変更に伴い、ペンの種類も変更してみました。ミリペンからGペンに戻りました。
気軽なイラストぽい絵を描くときは、ざらつきペンを使っています。
どのペンが自分の描くものに合うのか、まだ悩みます。
正直、全体的にグレー色になっちゃったなぁという印象は否めません。
タコを目立たせるために工夫した結果です。
目線の誘導など工夫したつもりですが、苦労しました。
もっとベストがあるのだろうと思います。
とは言え、これが今の自分の精一杯です。
まんがを描く習慣・練習にとどまっていて、
誰に・どこに向けて描きたいのか、という意識が低いです。
まずは意識することを意識したいと思います。