魔王の復讐(リベンジ) -Vengeance of The Demon Lord-
想定媒体:ジャンプラ、マガポケ
ターゲット層:10代後半~40代のサブカルに理解のある男女(無痛コンテンツ寄り、最大公約数的な作品という気はします)
16~24pの読み切りというと基本的に「事件がひとつ起きて解決して終わり」なので、何を描くか相当に懊悩しましたが、僕の好きな「可愛かった男の子が、成長してイケメンになって再会する→結婚」という展開にしようと考えましたが、単にそれを描いても芸にならないので、なんとか多少でも新味をつけて描けないかな、と四苦八苦して生まれたネームです。
(当初はショタが頑張る本格バトル漫画を構想していましたがどうしても60p以上の大台に乗るため断念しました(´;ω;`))
内容について、直近で観て感動した映画「超かぐや姫!」と「プロジェクト・ヘイルメアリー」の影響が結構あるかもしれません。
SFのテイストは科学好きの男の子向け志向がやや強くなるかな…?という気もしますが、このくらいなら許されるかどうか、ちょっと自分では判断がつかないところです…。超かぐや姫!やプロジェクト・ヘイルメアリーくらいの味付けならば、割と万人受けの範囲かなぁとも思うんですが、漫画だとまた違う気もするといえばします。
改稿に改稿を重ねて行き着いたネームだけに描いた本人として よくわからなくなっていますが、これはこれで可愛い漫画にはなってると思う反面、本来書きたかった展開の「成長したイケメンに胸キュントゥンク」などの美味しいところはなくなっているというか薄いな……とも改めて思っています。
課題8ネーム、および同人誌課題の「魔法青年☆近藤サトシ」もそうだったんですが、推敲していくと、結局関係性や感情の変化みたいなものがそぎ落とされていく癖がなんかあるのかもしれません(´・ω・`)
仕掛けや展開にこだわるより、もう少しフェチに寄せたほうが良かったのかもとも思います。
時間をいっぱいいっぱいまで使ったネームなのでいったんこれで提出しますが、改稿の時間が取れたら、講評のご意見いただいた上でまた考え直したいと思っています。またこれも考える機会になりました。

想定媒体:マガポケ、カドコミ
ターゲット層:20~40代男
ネームから全面改稿ですが、大筋はそのまま、僕の好きな「幼いころ知り合った可愛い男の子と、成長して再会したらイケメン化していてくっつく」…というXでたまに見る漫画の展開に味付けをしたもの、というコンセプトは同じです。
課題8・最終課題ネームに対して沢山ご意見を頂いたうち、最もクリティカルだと思ったのは「関係性の変化」という点でした(特に課題8に対して頂いたご意見でした。子供が最初祖父を嫌い~好きになる、という変化があったほうがよい、というご意見)。
この作品でも、「再会の瞬間」に「関係性の変化(嫌い(?)→好き)」を持ってきたほうが確かに絶対良くなる、という方針のもと、そこを見開きになるように調整して描きました。結果、4ページ増になり、時間の関係で一球入魂の作画を続けるというわけにはいかなかったのと、それ以外の点について課題を克服しきれなかったところは少し心残りですが、使える時間は目一杯使って全ページに手を入れました。
「想定媒体に完全に照準を合わせた作品を」というご意見もいただいていて、たしかに!と思いつつ、それも考慮に入れて描いてはいたのですが、比重として どちらかというとそれよりも「自分の中の課題感に対するチャレンジ」という側面が大きな作品でした、それはこれまで課題で描いた作品のどれもがそうで、「外へ出ていく、照準を合わせる」といった面からすると未達の作品がほとんどだな……と振り返ると思います(既に商業で描いてるのもあって不急であった、というか、純粋にここへ修練に来ているというのもありますが、、)。でも、余暇をずっと漫画のことで頭をいっぱいにして、ご意見いただいては自分で振り返って考えて、作家として今後やっていくにあたって、実りのあった1年間でした。この財産をもって今後もやっていきます。