前の作品へ
次の作品へ

除霊師お嬢様 浄怨寺レイカ

須澤彩夏

須澤彩夏
除霊師お嬢様 浄怨寺レイカ

想定媒体:週刊少年ジャンプ 第3課題で提出した8Pの漫画(https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2025/task3/208/manga/)を漫画賞に投稿したことをきっかけに、担当編集の方に付いて頂いたので、編集さんと一緒に23Pのギャグ漫画に作り直しました。(ジャンプは奇数ページ終わりなので、23Pというページ数になっています)

【意識してブラッシュアップしたポイント】

・「なぜ除霊活動をしているのか」「なぜお除霊ヌーヴォーが必殺技なのか」にちゃんと筋が通るよう、設定をつける。

・ボケ数を多く入れる。状況説明やドラマパートを除き、1Pに1箇所以上は必ずボケツッコミのやり取りを入れるよう意識する。

・見せ場の「お除霊ヌーヴォー」を盛り上げるために、小ボケを積み重ねる。「お除霊ヌーヴォー」に対するフリも序盤で入れる。

・「除霊師のお嬢様、どんなの?」という大喜利の回答的なボケをもっと入れる。(お嬢様が除霊をするというシチュエーションならではのボケを考える)

・除霊が上手くいき過ぎないようにコントロールし、ストーリーの緩急をつける。

・前作では「勢いがありすぎて『間』がない」「テンションが一定」とご指摘を受けたので、勢いだけに頼らないよう緩急をつける。

・前作ではお嬢様と執事が「同じ立場のキャラクター」になってしまっていたので、二人の立場の違いを作り、キャラクターを立て直す。(お嬢様は初めての除霊でポンコツなりに頑張る、執事はお嬢様ラブの除霊指南役という設定に)

・依頼者のキャラクターを読者目線キャラとしてツッコミ役に立て、お嬢様&執事の二人組との掛け合いを作る。

・口調だけでどのキャラクターか分かるようにする。

・どうしてもセリフが多くなってしまうくだり(P12・P13)は、その前後で意識的にセリフを減らし、「間」のコマを入れる(ギャグ漫画のテンポ感を崩さないよう、「間」もギャグとして有効活用する)など工夫し、読者に継続的にストレスがかからないよう意識する。

・冒頭で、「何をする漫画なのか」が分かるように&主人公のお嬢様にフォーカスが当たるように意識して作る。

・生き霊の登場シーンは「手強い相手感」を演出する。

・『僕とロボコ』や『超巡!超条先輩』を参考に、ジャンプのギャグ漫画の画面作り(効果・構図など)を勉強し取り入れました。

・ジャンプ本誌を見るとセリフの全ての漢字にルビが振られていたので、それに倣い、よりジャンプっぽい画面の印象に近づけるよう全てにルビを振りました。

【絵柄について】

ジャンプの読者層に「かわいい」と感じてもらえるような絵柄を目指して今回チューニングしました。「メジャーな漫画っぽさ」「ジャンプっぽさ」の中にも強い個性のある絵柄がこの先求められていくだろうと思い、「メジャー感」と「自分なりの絵柄」のバランスを探っています。元々の自分の絵柄の特徴としては「平面性」「フラットな線」が得意なので、その特性を活かしつつ、個性的でスタイリッシュな絵柄を作っていくことを目指しています。(元々の自分の絵柄:『プラネタリプル』(祥伝社) https://amzn.asia/d/2fk6XNX

今回の絵柄についてもぜひご意見頂けますと嬉しいです。ご講評よろしくお願いいたします。また、この漫画をブラッシュアップするにあたり、ご意見・ご指導下さった担当さん、さやわか先生、大井先生、濱田先生、ゲスト講師の先生方、ひらマンの先輩方、皆様方のおかげで自分のレベルをひとつ引き上げて頂いたと感じております。この場を借りてお礼申し上げます。お忙しい中時間を割いて相談に乗って頂き、本当にありがとうございました。