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顔だけ良い鷹野くん

彩冬八羊(さいとうやぎ)

彩冬八羊(さいとうやぎ)
顔だけ良い鷹野くん

想定読者:20代〜30代、女性  想定媒体:デザート

【修正点】前回のネームを知人に見せたところ、「これは運動できない人を笑う作品ですか?」と聞かれ、そう読まれてしまうのは本意ではないと思い、改めてこの作品を通して読者に伝えたい事を考え整理しました。[①苦手と分かっている事を一生懸命やる人は偉い!という事 ②なんでも出来そうなのに実は不器用なギャップが可愛い、という自分の性癖] 上記の2点が言いたいことかも?と思い、その意図が伝わるように「読者に感じて欲しい主人公の印象をナビゲートするキャラ」=親友キャラを出して再構成しました。

【反省点】空中分解してしまった実感あります。読後感もよくわからないものになってしまい、読者がどう思えばいいのか上手く作れなかったと思いました。親友キャラも最後のページでどのように扱っていいかわからなくなってしまい、最後まで物語に上手く組み込めませんでした。登場キャラクターが多くてどのキャラに感情移入すればいいのか、交通整理が上手く出来ませんでした。また、さやわか先生に「読んでる人はこのキャラをこう思うかもしれない…だが実はこんな風に魅力的なんだよ!」というキャラクターと展開の高低差についてご指摘いただきましたが、こちらも上手く修正に入れられませんでした。これは次回課題に持ち越します。 あとキャラデザについても本当に勉強もスポーツも出来そうなキャラデザになっていたかな?と再考すべきだと思っています。 画面的には全体的に視線誘導が上手くいかず読みづらい点が反省点です。コメディのワチャワチャ感を画面で出したかったのですが、ごちゃごちゃしてしまいました。またコメディタッチのディフォルメが効いた絵が苦手で、もっと研究と練習が必要だなと思いました。

【良かった点】作品を通して読者に何を思って欲しいかを初めて考えました。今までぼんやりと「楽しんで欲しい」と思っていたので、今回は明確に「鷹野くんは偉くて可愛いと思って欲しい」と思い、それを伝えるように工夫し、失敗できたのが良かったです。新しい制作プロセスの考え方を得たので、あとは身体と脳に馴染むまでこのプロセスを実践しようと思います。今までなんだかよくわからなかった自分の問題点が明確になった、良い学習体験でした。

顔だけ良い鷹野くん

想定読者:20代〜30代 女性

想定媒体:デザート

【工夫した点】

個人の課題として「キャラクターが弱い」という問題にずっと向き合ってきており、今回はキャラクターをわかりやすく強くするために、萌マンガを描こうと思いました。前半の動の驚きは主人公の主観、後半の静の驚きは周りの人々のリアクションにすることで、主人公の人物像がより印象的にならないか、という試みをしました。主人公の欲望「顔以外でも認められたい」を前半で明確にすることで、後半のダサさと愛おしさが引き立たつんじゃないか…?という仮説を基に作ってみました。

【難しかった点】

作品として強く主人公の可愛さを訴求するならば、全編通してクラスメイト視点の方が主人公の魅力が伝わるんじゃないかと悩んでいます。(例:矢野くんの普通の日々など)(そうするともう1人主観人物を設ける必要があると思うのですが)

毎回主人公の人物像に一歩踏み込めていないと指摘もあるので、彼がどんな人物か色々考えているうちに、誰のどんな視点で主人公を描くことが一番魅力的に見えるのか、わからなくなって混乱しました。まずは主人公の欲望を早めに明確にした方がいいと思い、前半を主人公目線にしましたが、これで合っていたのかも自信がありません。

余談ですが、運動音痴なのに顔が足早そうだからリレーの選手に選ばれたのは自分の実話です。

【制作時間】8h