親子ドリブル
前回の課題「サムライと漫画家志望」を描いた時に、これはある程度、自分が描きたいものが描けたという感触を得ました。そこで私は自分自身が生きていく上で感じたことを物語という形で表現したいのかなと思いました。
目指したい方向性は青年(少年)向けです。私はスポーツ漫画を連載したいという目標があります。今回の課題でもスポーツを題材にしようと思いました。あと、スポーツ以外で好んで描く題材としては「メガネをかけたキャラ」「親子の人間関係」があるのでそれも入れました。
今回、題材にしたのは子供にスポーツをやらせる親です。主人公のお父さんは自分がキャラクターのモデルです。私には娘がいますが、以前から自分にもし息子がいたら、きっとサッカーや野球をやらせていただろうなとぼんやりと思うことがあって、おそらく子供に強く過剰に期待して応援するんだろうなどと夢想することがよくありました。
加えて、私は子供の親同士のコミュニケーションがめちゃくちゃ苦手で、そこらへんのやり取りを絡ませて話を作ってみようと思いました。
ネームを完成した時点で、これが今1番描きたいものなのかと問われると、よくわからないところもあるのですが、とにかくできました。プロットの時点では前半部分しか固まっておらず、後半は即興に次ぐ即興で、キャラクターまかせにストーリーを展開していきました。
自分でも違和感があるところは、お父さんが主人公なのですが、最後はお母さんが主人公みたいになってしまったところです。ここは他の方が読んでどう感じるか知りたいです。
ネーム講評で武富先生にアドバイス頂いた見せ方の部分を修正しました。
ネームからの修正点
ペン入れしてみての感想
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