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君こそマシュマロ

えぴのみす

#完成稿

制作コース

えぴのみす
君こそマシュマロ

 前回課題の完成稿で必要以上にトーンを貼っていたので(1コマに6、7種類)今回は抑制し、ベタを増やすことを心掛けました。背景は相変わらず手描きで荒いので、今後背景素材を使っていきたいです。

<ネームからの主な修正点>

3ページ目:1・2コマ目(主人公のモノローグの情報を最小限に削った)、4コマ目(戸坂の台詞を変更し、告白したい→告白が失敗、の筋道をつけた)

5ページ目:2コマ目(三木の台詞の吹き出しを2つに分割し、台詞後半部を強調)、5コマ目(「先輩」→「部長だ」の部分を、話の流れを阻害していると考え削除。このネタは1ページ目のみに)

8ページ目:4コマ目(戸坂の台詞を話が落ちるように変更)、7コマ目(三木の台詞を話が落ちるように変更)

他に全体で、人物の部分的修正や吹き出しの配置・クチバシの変更などあり。

よろしくお願いします。

君こそマシュマロ

私が今一番描きたいのは、「表情がくるくる変わるかわいい女の子」です(例として、古過ぎますが『キャンディキャンディ』の主人公のような)。そういうキャラが出てくる作品として、数年来温めている高校山岳部恋愛ものの構想から一部切り出してきて今回作成しました。8ページの短い中に(完成稿のスケジュールを考え8ページ)、むすっとした顔・勝気な笑顔・しおらしい顔・驚いた顔・怒った顔・恥じらう顔を詰め込みました。この部長のキャラ作成にあたって、主に『それでも歩は寄せてくる』と『先輩がうざい後輩の話』を参考にしました。

今後の方向性やジャンルは正直自分でもよく分かっていないのですが、かわいい女の子に加えて今回部分的に投入した自分のフェチ的要素(今回だとパンチラ・ほおばる顔・ポニテのうなじとか)を洗練させていきたいな、とは考えています。自分が読むジャンルでは百合が好きですが、今のところこのジャンルで自分に何か新しい作品がつくりだせそうな自信がありません(なので今回は結局ボーイミーツガールになりました)。

武富先生の過去の課題文にあった決めゴマなどの構成上の決まりはできるだけ意識しましたが、基本的なところが疎かになってはいないかと畏れます。

自分では今作の女の子はかわいく描けた気がしていますが、大いに改善の余地があると思っています。絵柄が微妙とか表情やポーズが変だとか色々指摘いただきたいです。

よろしくお願いします。