
ひらマンのコトバ【特別編2】「ひらめき☆講座特別インタビュー」第4回町田粥先生のインタビューに聴講生として参加しました!
さる土曜日、「第8回 ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞選考会」ことひらめき☆マンガ教室第8期最終課題講評がありました。こちらは全編がYoutubeで公開されており、提出された23作に対して、真剣かつ愉快に審査員の先生方からの言葉が尽くされている様子が思うぞんぶん(7時間超)見られますので、ここであえて取り上げる必要はないかなと思います。まだの方はいますぐ見るのがおすすめです。
第8回 ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞選考会(審査員=武富健治+ブルボン小林+神成明音+さやわか)#ひらめきマンガ – YouTube
といいつつひとつだけ書くと、3月のメ芸支援事業トークイベントのときにブルボン小林さんもおっしゃっていた通り、ひらめき☆マンガ大賞選考会は選考会といいつつ公開トークショーでもあり、しかも作家本人とも話しながら、「みんなでライブでマンガを読み、語る」形式、つまりいわゆる「マンガ夜話」フォーマットだから楽しいんだよなーと思いました。「なんで泣いてるの?」から始まるくだりとか大変おもしろかったですね。
と、選考会の話はここまでにして、今回は別の講義(?)の話。じつは先日某日、「ひらめき☆講座特別インタビュー」第4回となるインタビュー企画で、『マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~』『発達障害なわたしたち』『吉祥寺少年歌劇』『桐島学園生徒会執行部(原作担当)』などなど多彩な作品でご活躍の町田粥先生の取材に聴講生として同行してきました! 今回はその体験記です。
の前に、ひらめき☆マンガ教室の聴講生について。
ひらめき☆マンガ教室では課題履修生としてマンガを描く「制作生」のほかに、課題には取り組めないが講義は制作生と同様に受講することができる「聴講生」という制度があります。僕もそれです。ひらマン制作生というのはひとことで言うとマンガがうまくなるために覚悟を決めたすごい人たち…と8期が終わったいま振り返っても思いますが、聴講生はそれに比べれば気楽な受講プランで、いろんな人がいろんな目的いろんなスタイルで参加している感じでした。マンガ家志望だけど、マンガを趣味で描いているけど制作生は時間的・金銭的・定員的に見送った、という方ももちろんいらっしゃれば、なるほどと思ったのはマンガの編集をされていてネームへのフィードバックが学びたいという方や、マンガを地域振興にからめた新規プロジェクトを立ち上げてたのでマンガを学び作家とつながりたいという方など、マンガ文脈でひらマンに興味を持たれている方がいろいろいらっしゃいました。あとはゲンロン勢、カルチャーお白洲勢、ゲンロンスクール勢、リピーター勢などなど。ずっとオンライン受講で現地には来られてない方も多かったです。
ひらマン聴講生で通った感想、お勧めポイントはゲンロンラウンジという媒体で「ひらめき☆マンガ教室 聴講生のすすめ」という文章に書きましたのでそちらもどうぞ。
課題には取り組めない聴講生ですが、主体的にかかわれる授業がいくつかあります。それが(1)ワークショップ(企画、評論)課題への参加、(2)同人誌課題への編集スタッフとしての参加、(3)「ひらめき☆講座特別インタビュー」取材への参加、です。(3)のインタビュー参加は聴講生限定のプログラムで、聴講生は事前に作家さんへの質問を添えてエントリーし、希望者多数の場合は抽選をへて参加者が絞られますが、今回は僕がさいわいにもインタビュー取材参加を勝ち取ったのでありました。ちなみに恥ずかしながら町田粥先生のマンガは今回初めて手に取ったのですが、とくに『発達障害なわたしたち』は、発達障害というやや慎重になりそうなテーマを重すぎずおちゃらけすぎず、情報量が多いのに猛スピードで読めるものすごいマンガでした。未読の方はぜひ。
というわけで町田粥先生のインタビューに同席しての感想です。インタビューの内容は近くwebゲンロンにて公開されるとのことでしたのでそちらに譲るとして、個人的に印象に残ったのはインタビューの前半で伺ったデビューまでのいきさつの話でした。会社員からフリーのイラストレーターになり30代を迎え、子育ても始めたところで町田先生は突如「自分はマンガ家になる」と決め、1コママンガでバズってフォロワーを集めるところからマンガ家デビューまでのプランを逆算で立て(同人に詳しい妹さんがアドバイザーだったとのことですが)、プランを粛々と実行し、見事出版社の打診を得たのだそうです。 そ、それはひらマン必勝法その⑤「ゴールから考える」! 実在したのか…となりました。セカンドキャリアとしての、仕事としてのマンガ制作を明確に意識して行動されていたという話も、ひらマンを受講されるような方には励みになるのではないかと思うエピソードでした。
ほかにも作画では背景だけはちゃんと勉強した話、コマの前にシナリオをつくるネーム作りの話、マンガの企画をどのように立てるかなどなどなど、さまざまなお話がうかがえたひじょうに充実したインタビューでしたので、記事の公開を請うご期待です。そしてこの謎連載エントリ「ひらマンのコトバ」も(おそらく)これで最後となります。 9期のみなさまの活動も期待してます!
