
ひらマンのコトバ#15「これはマンガのみならず、 目の前にある現実に対処していくための方法論だと思いました。」(制作生・彩冬八羊さん)
4月18日の授業「ひらめき3 振り返り③」を受講しました! 2025年5月10日に初回から講義時間が9時間を超えるという破格の授業に始まりほぼまる1年、ついに最後の授業でした。今回はいわゆる「ひらめき回」の第3回で、ひらマンの単元における「応用編」の内容のふりかえり、個人面談、そして「ひらめき☆マンガ教室とは何だったのか」をふりかえるという内容。
考えてみれば、ひらマンの授業というのはこの「ふりかえり」、つまり「なぜそうだったのか」を問う内容が多かったように思います。ネーム講評でふりかえり、完成稿講評でふりかえり、ひらめき回で単元をふりかえり、個人面談ではさやわか先生と1 on 1でふりかえる。思うに、なぜこうひらマンが課題作や講義内容を執拗にふりかえってきたのかといえば、われわれ受講生の頭の中に、「なぜそうなのか」と問う内なるさやわか先生を居着かせるためだったのではないでしょうか。この木霊を手土産に、われわれはひらマンから出ていくことになるわけです。
そしてひらマンのコア体験であるところのひらめき回個人面談第3回、なのですが、今回は最終課題どうすか的な軽いやつを希望者のみと、という略式面談とされており、「第2回のときは次回までにやること決めたりしてそんな感じじゃなかったのに!」と面談を目撃する気まんまんだった聴講生としてもやや拍子抜けしました。とはいえ、前回のひらめき回個人面談のときも思いましたが、制作生のみなさんはあきらかに面談がうまくなっている。「面談がうまくなる」ってどういうことなのか書いていて僕も説明できませんが、別の言いかたをすれば、多くの制作生がさやわか先生との壇上での対話を楽しんでいるように見えた、ということです。こればかりは体験してもらわないとわからないものなのですが、ひらめき回の個人面談、ほんとうに感動的なんですよ。制作生はしゃべりよりマンガをほめてくれよというところだと思うのでひっそりと言いますが、とても素晴らしかったです。
ということで、今回のコトバは制作生の彩冬八羊(さいとうやぎ)さんの個人面談のパワポプレゼン(!)から「これはマンガのみならず、 目の前にある現実に対処していくための方法論だと思いました。」。
ひらマンには「ひらマン必勝法」と呼ばれる7箇条があり、彩冬さんのコトバはそのひらマン必勝法を評してのもの。その内容は第9期を受講してもらえば初回授業で示されるはずなのでぜひ今すぐ申し込むとよいと思いますが、今回特筆したかったのはひらマン必勝法がどうというより、この彩冬さんのコトバの強さがマンガ家的だと思ったことでした。授業でさまざまなマンガ家の先生方の話を聴き、「ひらマンのコトバ」で取り上げてきて実感するのは、マンガ家というのは絵の説得力はもちろんのこと、コトバで、セリフで短く強く言い切る力が常に試されている職業なのだろうということです。その意味で彩冬さんにはその力が間違いなくあるのでは! と思ったのでした。彩冬八羊さん1年間制作生お疲れさまでした&今後のご活躍を期待しています!
