
【授業レポ】ゲスト講師は水上悟志先生!~レイアウトの工夫でより分かりやすく~
2024年12月7日(土)。今回の授業には『惑星のさみだれ』や『戦国妖狐』などの人気作を手がけ、現在は『最果てのソルテ』を連載中のマンガ家である水上悟志先生にお越しいただきました! 水上先生には第4期から今期まで引き続きご指導いただいています。
授業では書画カメラを使いながら、水上先生がマンガを描かれるときの作業工程や、ネームを作る際に気を付けている点などをお伺いしました。ほかにも作品に合わせた背景素材の選び方や、『惑星のさみだれ』で活用した「絵のはったり力」についても詳しく解説してくださいました。プロならではの視点に受講生たちは真剣な表情で聞き入っていました👀✨

今回の課題で受講生は「連載の途中の回を描く」ことに挑戦。読み切り作品ではないからこそ、伝えたいことを伝えるためには”描かない情報”の選択が大切だと総評をいただきました。
壇上では受講生のネーム原稿に赤ペンを入れながらより読みやすいコマ運びや、読者に伝わりやすいレイアウト(画面内での絵の置き方)の作り方などを懇切丁寧にアドバイスしていただきました✑
講評の結果、課題10における3名の完成稿提出選出者は以下の通りとなりました。
これらの作品は1月12日(日)締め切りで完成稿が投稿されていますので、ぜひ合わせてお読みください!
また「連載の途中の回を描く」という課題ならではということで、こまだほろさんには「大きな株が抜けました」の第1話を描くという特別指令が出されましたので合わせてご確認ください!!
〈課題10「連載の途中の回を描く」完成稿選出者〉
※画像をクリックすると作品をお読みいただけます。
〈課題10「連載の途中の回を描く」特別指令、その話の第1話を描く〉
※画像をクリックすると作品をお読みいただけます。
授業は休憩をはさんだ後は、課題8「説明はいらない!気持ちを伝えろ!」の完成稿講評へ。
線の引き方ひとつで画面の印象が変わることや、影の入れ方で奥行きを作るコツなど、プロの技術が惜しみなく伝授されました。動きのあるシーンでのキャラ配置の工夫など、細かい部分にも手が入り、受講生たちは「なるほど!」と頷きながら、次の制作へのヒントを得ていました!🙌

講評の結果、課題8にて配点のあった作者・作品は下記の通りとなりました。
(提出点を除く)
課題10「連載の途中の回を描く」および課題8「説明はいらない!気持ちを伝えろ!」の全提出作はこちらからお読みください✅
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