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【グルメ】お米【No.2】


実家が米農家(兼業)なので生まれてこの方ご飯派である。

 

そして実家が米農家(兼業)なので生まれてこの方実家でとれる米(千葉県産コシヒカリ)ばかりを食べて生きてきた。

 

つまるところ、意外とほかの米の味を知らない。

(不思議とうまい米まずい米みたいなのは分かる。という気になっている)

 

というわけで近所の米屋までチャリをかっ飛ばして買ってきた。

 

 『富富富』と『夢ごこち』。

(検索して一番上に出てきたページのURLを貼ったんだけど、これだけでもいろいろ考えさせられるよね。ブランディングとかさ)

 

本当は新之助を買いたかったんだけど仕入れ切れだった。

来週にはあるカモだって。

 

◆『富富富』

つやがあって、米離れが以上にいい(←こんな言葉あるのかは知らん)。

つまりはパラパラしてる。

 

 

しゃもじを入れるとスッとほぐれる感じがして、茶碗によそるのが楽しかった。

この段階でおにぎりには合わないだろうなと思った(炊き立てを除く)。

持ち歩いている間に型崩れしそうなくらい米離れが良いのだ。

逆にいうと忙しい朝のお弁当としてはいいかも。時間が経ってもべたつかないでレンチンするといい感じになりそう。でも食感は駄目になっちゃうかな。今度試してみようかしら。

そして食べる。

――!!!?!

新米なことも手伝って香りが強いのだが、それ以上に甘さが半端ない。

口に入れた瞬間の柔らかい甘さとは別に、噛むたびに甘さがバンバン漏れ出してくる。

粘り気の少なさも手伝って咀嚼することそれ自体が楽しいし、良き良き。

でもあまりにも甘さが強いので、はっきり言って途中で飽きる。

おかずは用意した方が良い。

おこげがあると苦さがアクセントになってめちゃくちゃうまい。

 

◆夢ごごち

まず一目見て粘り気がすごい。食べなくても分かるモチモチさ。

好みがはっきり分かれそうなタイプのお米。

 

 

冷めても形が崩れないのでおにぎりに向いてそう。

食感がしっかりあるのでそういうのが好きならお弁当に◎かも。

正直味としてはコシヒカリとあまり変わらない気がする。

教科書的にはコシヒカリよりも甘味が強いらしい。

こういうのは古米で比べたほうが分かりやすいかな。

甘さもうま味もしっかりあるけど、嚙むたびに、っていうわけではない。

富富富とは全然違う。

塩とめちゃくちゃあう。次はおにぎりだな。

あ! おこわもいいかも。ごま塩だぜ。

 

以下雑記。

味(官能試験)的な意味で「コシヒカリを超えた」米ってもういくつかあるんだよね~。

 

品種改良は家系図で、歴史は巻き戻らないから当たり前ではある(先祖返りとかあるけど、商業流通にのる食味という意味では役立たないのが普通なので今は除外)。

 

大規模農家の人たちを観察してるとどうも市場の原理でしばらくはやっぱりコシヒカリが強いらしい。

 

とはいえそこらの米屋さんでもいろいろブランド米取り揃えてるし、みんなも気が向いたら食べ比べてみると楽しいよ~。

 

→のページにあるチャート。「もっちり(夜ごはん)」「あっさり(朝ごはん)」とかあるあほらしさが良い。サキホコレについて(秋田米新品種ブランド化戦略本部(秋田県農林水産部 秋田米ブランド推進室) による広報ページ)

 

あほだね~。米炊くってだけでも面倒なのに朝と夜で品種を変えるなんてだるすぎるだろ(笑)

こんなの気にしてるやつ研究者くらいだよ。

ありがとな、研究者。さんきゅー。

おわり

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