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ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 第6期 課題4 「好きだと感じたその瞬間」ネーム感想


こんにちは。あおたかです。

今回は課題4「好きだと感じたその瞬間」のネームの感想を書きました。

ひらめき☆マンガ+がオープンしてマンガのページにコメント欄ができました。そのため、コメント欄では初見での感想、ブログに投稿する感想は何度か読み返してある程度考えた書いた感想を書くという感じで使い分けながらやっていこうと思っています。

今回の課題

「商業漫画に必要なものは読んでいる最中に『継続してうまみがあること』です。」

ここは一番重要なポイントだと感じました。たとえストーリーが一貫していなかったり設定が破錠していたとしても、うまみがあればドンドンページをめくって楽しめるのがマンガの面白いところ。今回は好きだと感じた瞬間の心が伝わるようになっているかが課題に答えられるかにつながるのかなと思います。

以下、課題4のネームの感想です。全部で25作品あります。

今回から感想を提出順にしています。(修正を含む再提出は考慮していません。あくまで最初の提出順です。)

大須賀健 おかしいとは思わねぇか?

成人向けコンテンツのため、18歳未満の方の閲覧は禁止。

序章~最終話までの短編形式で主人公と女の子がベッドで繰り広げる会話劇。主人公がボケで女の子が突っ込み。

主人公の決め台詞(?)「・・・・・だと!?」はちいかわみたいで面白かった。そのセリフの後は大体甘えているのがかわいい。普通の人間じゃないキャラだからこその魅力なのかもしれない。

最終話の2ページ目左上の主人公のセリフ「協同作業したほうが~」のところについて、恋人と二人でやるときは「協同」ではなく「共同」のほうがニュアンスが近いような気がする。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/31/Immediately/

■作者

大須賀健

やながわけんじ カレー牛乳 

小学生の女の子レイちゃんの日常話。家出のお父さんと二人暮らしの様子と学校での生活の様子が描かれている。

レイちゃんの素直さや父や友達など周囲のキャラのやさしさからくるほのぼのした雰囲気が楽しいマンガ。レイちゃんの直線っぽい目がいい。

好きなポイントは牛乳、父親、友達、カレーと冷凍みかん。この中だとお父さんに対する好きが、朝起こしてあげる、モノマネする、抱きつくなどいろんな行動で好きが表されていて印象に残った。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/40/Immediately/

■作者

やながわけんじ

くまのぶ おぼんやすみ

良吉(主人公)が父と一緒に自転車で実家に帰省する話。好きだと感じた瞬間は6,7ページの風景。

良吉が自転車で行くことを最初は嫌がっていたが、風景を見て父の思いを理解するところがいい親子ものの読み味があってよかった。最後に照れながらも父に歩み寄るところもかわいげがあってよい。のんびりしてマイペースな父もよかった。

ラストで良吉がお父さんを自転車に誘っているが、父と一緒じゃなくても一人で勝手に乗るくらいになっているとより自転車が好きになっていることが伝わるかなと思った。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/37/Immediately/

■作者

くまのぶ

ほりい泉 Your words are

公園でクローバー探しをするいちると茉莉花の百合漫画。

序盤の天国のような明るい感じ、中盤の地獄の暗い感じ、終盤の日常とそれぞれの場面で違う雰囲気があって面白かった。途中まで話を引っ張っていた茉莉花が終盤でいちるに反撃されてドキッとしているのが可愛かった。

二人の百合で十分楽しめると思うが、クローバーを見せていく場合は1ページや3ページなどの公園の絵(背景)も重要になってくるのかなと思った。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/61/Immediately/

■作者

ほりい泉

あい乙いなびこ 公園であの子と (原作:邸和歌 作画:あい乙いなびこ )

キュルアリス(このマンガにおける架空のキャラ)が好きな主人公が昔助けた女の子(ヤンキーの妹)と再会する話。ヤンキーの妹とキュルアリスが重ねられている。

主人公、ヤンキー(犬伏)、ヤンキーの妹それぞれのキャラが立っていて、ここからさらに面白い話が広がりそうな感じがしてよかった。

11ページでヤンキーの妹にキュルアリスを重ねるところの見せ場はすごくワクワクしたが次のページでの表情がネームではよくわからなくて少し引っかかった。15ページの表情はかわいかったので完成稿での絵に期待。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/51/Immediately/

■作者

あい乙いなびこ

山岡兄弟 約束を守る

リサ、メガネ、オジイの3人組が洞窟で見つけたブレスレットでモンスターたちと戦う話。

ブレスレットのパワーで戦うバトルシーンは迫力があってよかった。女の子が古代のブレスレットの力で戦うのはミズ・マーベル感ある。

15ページ目の後で追い詰められたみんながどうなるのかと思ってページをめくったらすでに戦いが終わっていて?となった。どうなったか気になるのでできれば描いてほしかった。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/43/Immediately/

■作者

山岡兄弟

高月晃太 魔法少女現実を見ろ

大学生の女の子阿田間はるが魔法少女マジエットを名乗り同じ大学に通う宮城冬季の前に現れる話。

本当は孤独なのに頑張る魔法少女になりきって頑張る阿田間と全てに対して諦めた雰囲気を出しながら阿田間の心配をする宮城のギャップが独特で面白かった。最後のページの二人座りながらラーメンを食べるシーンもよかった。

宮城は阿田間のことを友達と言ったが、阿田間は宮城のことをそれほど認識していないのが不自然に感じた。技術の講習で一緒だったらしいがそれだけだと関係が薄すぎるような気がするので、いったい何があったのか気になるところ。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/53/Immediately/

■作者

高月晃太

阿山カンフー ツチノコイヌ

森にあった大きな卵から謎の生物ツチノコイヌが誕生する話。

ツチノコイヌ、冒頭のネズミやウリボーくん(イノシシ)など動物がかわいくてよかった。7~8ページのツチノコイヌが卵から出てきてテクテク歩いてくるところは特にかわいい。ツチノコイヌのかわいいシーンはもっと見たい。

前半に出てくるロボット(じゅんかい)は動きが面白いが悪そうな顔をしているためイノシシがかわいそうだった。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/45/Immediately/

■作者

阿山カンフー

赤い氷 三竹さん

成人向けコンテンツのため、18歳未満の方の閲覧は禁止。

性行為が好きな三竹さんに恋をした赤村君がセックスを通して相思相愛になっていく話。

全編を通してセックスしまくっていて物語がどこへ向かっていくのか若干不安だったが二人が幸せそうでよかった。

モザイクのかけ方が若干雑なことが気になった。隠すなら隠したいところがちゃんと見えないように、隠さないところにはなるべくモザイクがかからないにやったほうがいいと思う。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/50/Immediately/

■作者

赤い氷

ヤギワタル ファクトチェックするトラベル

ネットに投稿された写真が本物か確認するために現地へ向かった近藤が観光を楽しむ話。旅行の楽しさが好きポイント。

淡々と話が進む中で現地に住む人との交流や食事を楽しむ様子がよかった。

タイトルにもあるファクトチェックするために観光地に行くことが失業者雇用のためというアイデアは面白いが、宿泊代や移動費などの支出を考えるとかなり割に合わないと思った。とはいえそこはこの話の主題の部分ではないと思うのでそこまで気にしなくてもいいのかもしれない。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/60/Immediately/

■作者

ヤギワタル

ぼんち。 恋に落ちても。

無職のおじさん(佐伯陽介、ヨーちゃんとも呼ばれている)が就職面接の結果を待ちながら嫁との思い出を振り返るお話。面接相手が自分の嫁でいい感じになるのかと思いきや・・・

いい話かなーと思いながら読んでいくとオチでひっくり返されて面白かった。最終的に陽介は不採用になるわけだが、嫁とも向き合い新しい一歩を踏み出せているとは思うので頑張って生きてほしい。河川敷で一緒に話してたやつ(足立)の会社とかで働けばいいんじゃないかと思う。

陽介が不良から助けられて嫁に惚れたことはわかったが、嫁が陽介に惚れた理由がわからなかった(作中でも足立がツッコんではいるが)。今のままだと陽介が単にダメな人のように見えなくもないので、昔はかっこよかったとか優しかったみたいな理由があると二人が一度は認め合ったことにも納得感が出ると思う。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/41/Immediately/

■作者

ぼんち。

浮丘千鶴のニチジョ やまださとし with うちやまつとむ

4コマ漫画×3。二人の女の子がクレーンゲームで勝負する?話。

1ページ目の4コマは店を見つける、2ページ目右は二人が出会う、最後は景品ゲットの流れになっている。3つをそれぞれ一つのコマに圧縮して最後にオチを入れるとお話っぽくなると思った。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/32/Immediately/

■作者

やまださとし with うちやまつとむ

深田えいひれ 極限状態

主人公の女の子が筋トレする漫画。4ページなのでサクッと読める。筋トレが好きポイント。

主人公が最後のページで見せる表情が可愛くてよかった。3ページ目で目を純血させるほど気合を入れていたことと、終わった後の充実感とのギャップがいいと思う。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/33/Immediately/

■作者

fukadaeihire

形井中へい サッカー部員志田ちゃんの自由なふるまい

サッカー大好き主人公の志田莉緒の様子を描いた話。小さなエピソードをつなぎ合わせていて話の締めに毎回「志田莉緒は○○だった」というナレーションが入ってくる。

「サッカーが好きで元気で天然な女の子」という設定から細かく話を区切ってキャラの良さを見せていくのが面白かった。

「○○だった」をいかすためにも、それ以外のナレーションはなるべく削ったほうがいいのかなと思った。10ページの「試合が始まった」や15ページの「志田莉緒交代」 は絵で状況がわかるようになっているのでナレーションはなくてもいいと思う。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/36/Immediately/

■作者

形井中へい

ねりけし げきあつ!K-POP

猫キャラの主人公がStray Kidsのフィリックスに夢中になる話。

このマンガがきっかけでStray Kidsのことを知れてよかった。実際の動画でもペッペ言ってて面白かった

文字の量や顔アップなど怒涛の勢いと圧を感じるマンガ。全体的に情報量が多いので多少の読みづらさはあるような気がする。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/36/Immediately/

■作者

ねりけし

藍銅 ツバメ(らんどうつばめ)なんとなくネクロマンサー

一度死んだ田中をネクロマンサーの久保が生き返らせる話。

最初のコマの魔方陣や右手を犠牲にして生き返らせる設定とゆるふわ感のある作風が面白い。

ぶっ飛んだ性格のように見えた久保が5ページ目から最後にかけて田中に対して人間味みたいなものを出してきたところに心を引かれた。若干のBLっぽい雰囲気も感じた。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/36/Immediately/

■作者

藍銅ツバメ(らんどうつばめ)

桐山 境界

怪談を聞いた主人公が本物の恐怖体験に会う話。Twitter4コマを想定したマンガ。

初見時はなんとなくページをめくっていったら最後のページでドキッとした。

最後のページで「本物」を見た「これだから怪談はやめられない」と言っているが、この主人公は過去にも心霊現象に遭遇したことがあるのかどうか気になった。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/36/Immediately/

■作者

桐山

藤原 ハル 1/720の初恋

キノコは好きだが女の子興味ないぜ系少年だった森と転校生吉田絵莉の話。吉田は元気少年の圭太に告白されるが返り討ちにする。そこに森が惹かれる。

「好きになった瞬間」は森が吉田のことを好きになるところ。普通のよくある少年少女の恋愛ものかなと思って読んでいたので終盤のひっくり返す展開と森のリアクションが予想外で楽しめた。

森が宇宙に行くのは吉田の前歯が抜けたところなのだが、それ以前のページで会話しているところでは無反応だったので最終的な決め手が顔なのか性格なのかは少し気になるところ。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/36/Immediately/

■作者

藤原ハル

アキオ 万引き少年と援交少女

万引き少年の前田君と援交少女の大島さんが出会う話。世界に対する理不尽を感じる二人の会話が面白い。

サムネの画像のコマが大島さんが「意外だ」と思っていることが伝わるような表情になっていていいと思った。どんどん絵がうまくなっていて描き続けることの力を感じた。

アキオさんの今までの課題の中でも特にいいと思ったので完成稿も見てみたい。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/36/Immediately/

■作者

アキオ

たにかわつかさ 梅雨空と真っ黒

仕事に疲れた会社員の山本卓が雨が降る公園で絵を描く芸大生深川ニナと出会う話。

絵が光りだしてから(9ページ以降)の話の盛り上がりがよかった。ニナが楽しそうに絵を描いているシーンや山本が絵に感動して涙を流すシーンなど見せ場がたくさんあっていいと思う。

ニナはまっすぐでかわいいかったが大学生にしては幼すぎるような印象を受けたが、ハチクロのはぐみのようなものだと思うと納得はできた。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/36/Immediately/

■作者

たにかわつかさ

ひむか 体温の形

美術部員の女の子芦田と容姿端麗で絵もうまい部長との百合マンガ。絵がうまくない芦田に部長が個人レッスンをしていく。

部長のエロティックな感じと包容力が魅力的で、サムネのシーン(6ページ)からドキドキしながら最後まで楽しく読めた。一度裸のシーンを見せてから体のパーツを見せていく演出や芦田を抱きしめるシーンなどサービス感がいっぱいでいいと思う。

面白いシーンが後半にたくさんあることに比べると、前半は少し控え目な印象があった。最初の掴みの部分でもぐっと心を掴むようなシーンがあるとさらによくなると思う。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/36/Immediately/

■作者

ひむか

中山 墾 推しとメシで生きています。

推し活に絶望した主人公が「いわし料理の店 味楽」(https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131604/13028770/)を食べて元気になるグルメマンガ。お店は五反田から1駅だが、土曜日は夜のみ営業で日曜日は休みのなのがひらめき☆マンガ教室の授業とはかみ合っていなくてちょっぴり残念。

主人公が美味しそうに食べる様子がいい意味で過剰に演出されていて、グルメマンガらしくていいと思った。謎空間で恍惚の表情を浮かべる主人公(6ページ)は特にグルメマンガっぽい。料理もおいしそうで食べに行きたくなった。

主人公の推し要素は自分にはあまりピンとこなかった。今の話だと例えば仕事に疲れたサラリーマンでも成立するように思う。いわし料理の店が推しが行ったことがある店だったみたいな設定があったらしっくりきたかもしれない。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/55/Immediately/

■作者

中山墾

きぬばり 好きは上から、降ってくる

授業中に落書きをしていた主人公と主人公が捨てた絵を拾ったそばかすの転校生小猪丸ダスティーの出会いを描いた話。

小猪丸の可愛い感じはうまく出せていると思った。7ページの絵を見せながらほっぺを膨らませる表情が特にいい。

4ページと8ページが抜けてるのが気になった。話自体はつながっているように見えるのでページの記載ミス?

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/55/Immediately/

■作者

きぬばり

明青りんご(あおりんご) 夫のひとこと

怠惰な主人公が一日をなんとなく過ごしたことに落ち込んでいたところを旦那に励まされる話。

自分もだらだらした生活を送りがちなところがあるので主人公に共感してしまった。何か一つというあいまいな目標ではなく具体的にやることを決めるといいと自戒を込めて思った。

内容とは直接関係はないがページ表示が真下と左下or右下の二つ付いているのが気になった。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/55/Immediately/

■作者

明青りんご(あおりんご)

東京ニトロ グランド・ツアー

主人公が出張先の空港で高校の先輩との愛・地球博に向かう鉄道の旅(途中までだが)の思い出を振り返る話。

飛行機や電車の絵がめっちゃうまい。ネームの段階から線画の書き込みが細かくて描くのが大変そう。

現実に起きた事件をもとにしているという点で課題1(https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task1/35/Immediately/)と似ているがネームの段階でどんな話なのかは分かりやすくなっているのもよかった。とはいえ慣れてないとわかりづらいかも。

■マンガ

https://hirameki.genron.co.jp/issues/task2023/task4/55/Immediately/

■作者

東京ニトロ

感想は以上です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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