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ほぼ日コンテンツ摂取記録;「ダンジョンズ&ドラゴンズ」映画


せっかくブログを書く権利を頂いたので、これは何かせねば。
とはいえ畏まったことをすると続かない。
ということで、その日摂取した、いいコンテンツ、あるいはその逆を紹介していく。
あらゆるエンタメは隣接していて、そこからの学びがあると信じているので、こういうことも許される。よね?

https://dd-movie.jp

というわけで、UーNEXTで視聴ができるようになっていたので、770円を支払い鑑賞してきた。
1日で3回観てしまった。
1度めはエンタメとして面白く、2度目はシナリオの出来が良くその分析として、3度目はもう一度、作業用BGMとして今。

近頃は何かと「賢い」作品が多く、そういったものが評価される傾向にある(気がしている)。
けれど、そういうことは置いておいて、単純に楽しい。
そして笑った後にちょっと感動できるいい話っていうのも、やはりいいものである。
そういったことを作品を通してぶん殴られた気がする。

これは裏返すと、楽しく、感動できて、気持ちのいい作品、それ自体がある種メジャーではなくなった時代だなと感じる。
僕は作品を作るときに、どうしても賢く、メタな領域に行きすぎてしまう悪い癖があるが、そういったところから解き放たれる大切さ、もちろんこのD&Dにも登場人物のバランスとか、その立ち位置とか、配慮はある、でも、その上で、エンタメに徹している。
その難しさ、大切さを思い出す。
一方で、それだけではメジャーではない時代。この作品が日本で洋画として大きく評価されなかったように。
それは今の時代のTRPGやボードゲーム、マーダーミステリを見ても思うことだったりする。
そういう話は今度マダミスを遊びに行った時に書こう。

D&Dなんて知らないし、テーブルトークアールピージーも興味ないし、といった人でも楽しめる、ほとんど苦味のないといっていい良質のファンタジーエンターテイメントであり、きょうびここまで素直なエンタメは許されませんよ?という気さえするが、個人的には丁寧な脚本作り、キャラクター、良質の演技、素晴らしいCGによって成り立っている良作だった。

こういうエンタメはやはりいい。剣と魔法の世界の嬉びを忘れてはいけない。

ちなみに、D&Dはさやわか先生のカルチャーお白洲でも番組になっていますので、そちらもぜひ。

https://shirasu.io/t/someru/c/someru/p/20230426204158

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