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課題Ⅰ完成稿・よもやま話


朝日奈です。
今の季節は日中暑すぎるので、早朝に散歩をしています。

完全な朝型人間なので、前回の講義の打ち上げが朝4時まで及んだと聞き、怯えています…(でもいつか参加したい…)

と、課題Ⅰ「セフレとむね肉」完成稿が無事提出できました!良かった〜!

 

初稿ネームは、講義にて以下を指摘されました。

・冒頭で、ラスト食事に行く前フリが欲しい


・主人公がヒトシ(男性)だとわからない


・4ページあたりからマキ(女性)が主人公っぽくなってそのまま終わってしまったのでしっかりブレないように徹底した方がいい


・8ページ以降ダイジェストみたいになってて、肝心の10ページでヒトシの気持ちで味わうことが難しい


・8ページ〜9ページで、しっかりヒトシの感情を前に出してしっかり「止め」を作るといい


・「全摘」という単語に馴染みがなく、両胸を取るのかと勘違いしてしまう


・セフレだからこそするような反応、衝撃、混乱があまり伝わってこない


・セリフとコマの調整案


…などなど。

 

それらを踏まえて自力でネームを直しました。

 

さらに10ページを12ページにして、ヒトシが「もし自分が金玉ひとつ取ることになったら…」と想像してタマヒュンするエピソードを追加したらいいかな…と思いつつ、武富先生にアドバイスをいただきました。
(本当にどうもありがとうございます!)

 

・食事の約束の話題から、胸の写真を撮る話題に切り替わってから先の構成が成り行き任せみたいに見えてしまい、没入度合いや感情移入度合いが急激に下がってしまっている。

 

・胸の写真の印象のまま手術前の会話がぷつっと終わってしまい、めくると急に焼き鳥屋さんであったシーンがツメツメで入って「ん、おごり肉おいしー」の大ゴマが目に飛び込んでくる構成になっている。
これだと、「無事手術が終わったらうまいもん食いにいこうぜ」という、このマンガで一番大事な振りが印象に残らず、思い出すことも困難。

 

むむむむ〜!!なるほど!!

 

そしてページ順に、ポイントをまとめていただきました。(絶対的感謝…)

 

①4ページの「無事手術終わったらうまいもん食いにいこうぜ」に対する、女の子の反応を「ぱあっ」という表情ひとつで終わらせず、「いいねー!約束だよ?何食べよっかな」みたいに、強く印象付けてから、おまけとして胸の写真の話題に移る。

 

②胸の写真の話題のあと、この会合のラストは、もう一度食事の約束の話題を思い出させて終える。例えば、「お守りにするよ。…それにしても、何食べよっかなー」とかいう、など。
可能であれば、めくらずとも、そこが手術前の会話のラストシーンなのかなと感じ取れるような雰囲気も作れるとなお良いと思う。

 

➂焼き鳥屋さんが出たあと
❶手術が終わったあとのシーンが始まったとはっきりわかるやり取りをいれる
➋食事の約束の話題を思い出せるようなやり取りを入れるのが必要

 

な、な、なるほど〜…!!
それをもとに、もう一度ネームを直していきました。

 

 

また武富先生に見ていただきました。

 

・いろいろ良くなったと思いますが、せっかくページを増やしたのに小ネタを増やしすぎて、肝心なところがむしろ消えたり、つまったままになっている印象がある。

 

・おそらく、一般の読者にとって最後の山を「むね肉」で落とすのは、とても重大なネタだと思うので、元のバージョンから動かさない方がいいと思う。

 

・ネームの修正の時、「ここは動かさないで固定」という箇所をいくつか見つけると良い。そこは軸足にして、動かさない。

 

・このマンガの場合、満面の笑顔でむね肉を勧めてくる女子のかわいさと、それに複雑な思いを抱きつつなんかうれしい、という男子の関係性がオチから外されると、「何のマンガだったっけ?」と、このマンガのアイデンティティが揺らぐように思う。

 

・タマヒュンエピの追加はうまくいっている

 

・一番気になったのは、p11~12で、1ページ以上使って「おごり?」という質問を出した部分。
ここでは、タマヒュンや撮影で、読者は完全に食事の約束のことを忘れている。
その状態で、焦らされたあげく、「おごり?」と言われても、瞬時に「手術後の食事の約束」のことだとわからないので、全く面白く感じない。

 

・ここに2ページ近くを割くくらいなら、焼鳥屋の待ち合わせのシーンで、彼女を視認する【前】の、男の子の表情を描くのにページやコマを割いた方がずっと有効。

 

・今の状態だと、
①小さいコマに焼鳥屋 
②小さいコマで男子がキョロキョロ 
③彼女を見つける(彼女はとても小さい) 
④男子のドアップ

となっているが、①~③が小さいので、④のドアップが、行きなり出てくる感じで感情移入がしにくい。

 

・ここは、まず
①焼鳥屋でそわそわ待っている男子をしっかりと表情付きで描いてあげたあとに
②彼女が登場、思ったより元気そうな姿がはっきり示される 
その上で③男子の笑顔
となると、感情移入がスムーズになる。
決めゴマで間違いなく読者の心を動かすために、数コマかけて【整える】のが大事。

 

・「おごり?」のシーンは、もう少しコマを減らして、「おごり?」と言われたときに、男子が読者の気持ちを代弁して、「は?何の話?」と反応させた上で「ああ、約束の話ね」と持っていけば、読者も感情移入出来る。

 

・出来ればここで、約束の食事を「焼鳥屋」にする前降りもしといた方がいい。
「何を食べようかなー」だけで話が終わってしまっているので。
せめて、「焼肉か、焼鳥か」など、「肉」系のお店になりそうな感じは、示唆しておいた方がいい。そうすれば、「焼鳥屋」が出てきた時点で、「あ、手術が終わって、約束のお店のシーンが始まるのだな」と瞬時に分かるため。

 

も、も、ものすごい丁寧にフィードバックしていただけて本当にありがとうございます…!!

勉強になりまくる…!!

 

最初と比べて…かなり良くなった気がします!!

この時点でのネームは省略します。完成稿を見てください~

 

 

 

7/28(火)から原稿の作画を始めました。
私は、40年以上マンガを描いている割には絵が苦手なのが悩みでして…。

 

今回、クリスタの3Dデッサン人形を積極的に使ったり、友人に「絵が近いかも?」と言われて良い気になったため(めっちゃ大好きな作品なので…)「ふつうの軽音部」の線やトーン処理、枠線の太さや幅を参考にしました。

 

これは本当に、謎の個人的なある種の呪いだと思っているのですが、アナログっぽいガサガサ・ざらざらザクッとした線で、繊細な表現、カラーは厚塗りが正義!という思い込みが強く…

 

ただ、私の絵柄に合わないんですよね。
合わないし、上手くできないし、上手くできないと落ち込むし、ひとさまと比べて病むし…(ループ)

 

私の絵柄の良いところ、可愛くてポップでシンプルでパキッとしたところを、disらずに活かしてあげよう!と思ったのです。

 

「ふつうの軽音部」はすごく良いお手本でした!てか、「ふつ軽」の絵(以外にも、ポップな絵)が大好きなのに、なんで謎すぎる呪いに囚われてるんだろうな…

 

思えば、高校生の時に初めてマンガで賞を取ったのが、講談社の「デザート」という少女マンガ雑誌だったので、その思い込みなのか……??

 

でも、賞を取った当時のマンガの絵、これなんですよね。

 

 

…基本の絵、あんまり変わってない気がする。
謎は深まるばかりでありました。

 

初日はキャラデザから着手しました。
ヒトシは三白眼です。三白眼が好きなので…♡萌えなので…♡
でも!!作画が難しかったです!!むずい!!

 

マキは目の処理をどうしようか試行錯誤。
今風のメイクは下まつ毛がポイントだと思うので、ちょっと意識しました。
涙袋まで描くと絵柄的に合わないなーと…

 

そして、毎回作画する時にざっくり所要時間を計測するのですが、(もちろんコマによって難易度などは変わるためあくまで本当に目安ですが…)だいたい下書き約30〜50分/1ページ、ペン入れ+仕上げに約25〜40分/1ページ程度かかりました。

 

だいたい……雑に……1ページ1時間ちょい。
めちゃくちゃバッファを取って1時間半くらい?
ずっと集中できているわけでもないので、さらに余裕を見て1ページ2時間くらいで考えておけば大丈夫かしら……??
わからん、わからんけど、まあ目安は目安だから……

 

…という感じで、今回は約4日で仕上げました。

 

あと気をつけているのは
・セリフを1文字でも削る
・その上でよりわかりやすい表現にする
・その作業をギリギリまで粘る

ことです。

 

セリフの微調整も、画面ができてから気づいてやり直したりもしました。

 

なんとか無事脱稿できてホッとしております。
実は仕事が詰まっており、だいぶ気持ちが焦っていたのです。やってやったぜ。

 

これから課題Ⅱのネームをクリスタに起こします。やるぞ〜っ!

 

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