Beyond the Vanishing Point
タイトルは意訳で、「(人生という)旅路の先に」みたいな感じです。なんかカッコいいタイトルが付けたかったんです。
殺し屋のロボットが、あの世に憧れる話です。
舞台は、国が衰退して殺し屋が職業としてやっていけるようになった近未来の日本です。
「感謝」「嫉妬」「憧れ」の3つから考えたお話ですが、課題条件を満たしてるのは「感謝」だけだと思います。全部満たそうとすると分かりづらくなるのでやめるべきと判断しました。
感情を獲得して人間になりたいと思うロボットの話はたまによくありますが、逆に殺し屋というと感情を表に出さない冷徹なイメージなので、ロボが殺し屋なのに感情を得たら面白いかなと思い、最初は「殺し屋のロボットが感情を得て、あの世に憧れる」という話を考えていました。
しかし、合同誌作品が評価が芳しくなかったようなので自分で原因を考えた結果、自分では1つのことを描いているつもりでしたが、「恥ずかしがる女装男子」が描きたいと思いつつ、テーマ的に「女装男子の悩み」を描くべきではと思ってしまい、何を描いて楽しませるのかがぼやけてしまっていたように感じたので、「感情を得るロボットの話」か「ロボットがあの世に憧れる話」、2つに分けて捉えて、どちらか1つに絞らないと主題がぼやけると思って、「あの世に憧れるロボットの話」に絞りました。
最後にロボが男をかばった後、あの世に行けるか聞いたのは、「良いことをしたら良い報いがある」と信じているからでありますが、その説明は必要でしたでしょうか?
あの世に憧れるロボットの話にしたのは、
昔、某有名RPGをプレイしてたら人工知能の女の子が死んでしまって、悲しくて鬱みたいになったことがあって、それ以来AIやロボットにもあの世はあるのか?と考え続けたことがあったからです。(そもそもゲームの話なのでフィクションのキャラにあの世があるのか?とか、自分はあの世でその子に会えないのは嫌だなとか考えていました)
ロボにはあの世が無いのが当たり前なら、あの世があると考えられている人間と違って救いが無くて嫌じゃないですか?

後半、血の量が多いほうが状況が分かりやすいと思ったのですが、血を出しすぎかもしれません。適切な血の流れる量がわかりませんでした。
先生に指摘された、「最後のくだりが長い」「伏線として良いことをしたら良い報いがあると男に言わせるべき」「財布のシーンでは小銭を出すべき」というところを直しました。