異なる視点で同じ場面を描くということで。『カメラを止めるな!』のような視点の差異を利用した伏線回収系の話にできるといいなと思いました。
そこで漫才のネタ合わせ(練習)の場面を「side-YOU」ではネタ合わせ(+最後にLの心情)を中心に。「side-I」では同じ場面の裏側の「じつは……」をなるべくエモーションを掻き立てるように描きました。
アイデアのもととなったのは。たしかなんかの番組でオードリーが目隠しとヘッドホンをした状態でほぼ完璧にネタのタイミングを合わせて披露していた映像です。鍛錬とコンビ愛の両方を感じた気がして。あれを描けないかと思いました。
漫才漫画の宿命として。漫画としての面白さとはべつに。ネタが面白くないと説得力が出ない。という高い壁がありそこが一番四苦八苦しました。(関西人は「おもんない」と言われるのがなにより恐怖なのです……)
一応ツカミを考えてみたり。伏線回収系の笑いを入れてみたり。いろいろ頑張ったつもりですが……いかがでしょうか……?
【ここからはネタバレを含みます。漫画を読んでから読むことをおすすめします】
「対立する関係」は漫才の相方。ボケとツッコミ――と思わせておいて後半に「死者と生者」「去った者とのこされた者」であるとわかるようにしています。
感情を描くという点ではとくに後半の「side-I」の方で感情がめいっぱい伝わるよう頑張りました。(逆に「side-YOU」はすこし淡泊なほうが「side-I」が際立つかな? と思いました)
また2つの話のラストの「やめさしてもらうわ!」は同じ絵ですが
・side-YOUでは漫才を楽しでる会心のツッコミ
・side-Iではコンビを「やめさしてもらう」別れの感情も込めた複雑な感情
が読み取れる。同じ絵だけど感じ方がちがう感じをそこに至るまでの構成と絵で演出できればいいなと思いながら描きました。
異なる視点で同じ場面を描くということで。『カメラを止めるな!』のような視点の差異を利用した伏線回収系の話にできるといいなと思いました。
そこで漫才のネタ合わせ(練習)の場面を「side-YOU」ではネタ合わせ(+最後にLの心情)を中心に。「side-I」では同じ場面の裏側の「じつは……」をなるべくエモーションを掻き立てるように描きました。
アイデアのもととなったのは。たしかなんかの番組でオードリーが目隠しとヘッドホンをした状態でほぼ完璧にネタのタイミングを合わせて披露していた映像です。鍛錬とコンビ愛の両方を感じた気がして。あれを描けないかと思いました。
漫才漫画の宿命として。漫画としての面白さとはべつに。ネタが面白くないと説得力が出ない。という高い壁がありそこが一番四苦八苦しました。(関西人は「おもんない」と言われるのがなにより恐怖なのです……)
一応ツカミを考えてみたり。伏線回収系の笑いを入れてみたり。いろいろ頑張ったつもりですが……いかがでしょうか……?
【ここからはネタバレを含みます。漫画を読んでから読むことをおすすめします】
「対立する関係」は漫才の相方。ボケとツッコミ――と思わせておいて後半に「死者と生者」「去った者とのこされた者」であるとわかるようにしています。
感情を描くという点ではとくに後半の「side-I」の方で感情がめいっぱい伝わるよう頑張りました。(逆に「side-YOU」はすこし淡泊なほうが「side-I」が際立つかな? と思いました)
また2つの話のラストの「やめさしてもらうわ!」は同じ絵ですが
・side-YOUでは漫才を楽しでる会心のツッコミ
・side-Iではコンビを「やめさしてもらう」別れの感情も込めた複雑な感情
が読み取れる。同じ絵だけど感じ方がちがう感じをそこに至るまでの構成と絵で演出できればいいなと思いながら描きました。