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漁師の閾

ねまキ

ネーム

制作コース

ねまキ
漁師の閾

 前回よりも、マンガに(すこしは)近づけた気がします。依然、果てしなく遠い自覚はありますが、端緒には漕ぎ着けたような、それも勘違いかもしれないような。

 留意した点は、下記の通りです。

・会話文を挟む(フキダシの使用)
・マンガ用の紙を使う
・Clip Studioを使う
・ベタ塗りとかトーンを使う
・完成稿の絵をきちんと想定する。

 いずれも、前回できなかったこと(一部知らなかったことを含む)なので、着実に潰していければと思います。現状、今回一番の反省は〆切ふたつの重複を甘くみていたことです。反省を次に活かしていきたいです。ぜひとも。

 ネームを一応終えて(明らかに時間管理ミスで雑すぎるので「一応」)、気になっていることは下記の通りです。

・コマ割りをまったく感覚に任せているのだけど、これしたらNGみたいなことをやっちゃっていないか。
・フキダシを使ったのは良いが、自然な会話には程遠い。会話文の上達法ってあれば知りたいです。
・絵柄がまったく確定する予感もないのだけど、ひとはどのようにmy絵柄を獲得するものなのでしょう。

 みなさんからデジタル描画のアドバイス&手ほどきを様々にいただき、Apple Pencilは購入したのですが、紆余曲折あって今回はアナログ主体で臨みました。前回同様、時間管理が最大のネックとなった点は、大いに反省する次第です。とはいえ制作中の心の余裕は前回よりも保てていたので前を向き、諸々向上させて参りたし。あと、つぎ完成稿が出せなかった場合、ゲンロンとの関係は心に秘して五反田川へダイブします。夏だし。

 描いているあいだは、いろいろあってもやっぱり楽しかった。こういうことがしたかったんだなぁと、ちょっと涙ぐんでしまいました。なんのかんのありますが、こういう時間が持てることには心から感謝したいです。ひとさまに見せられる絵でもまったくありませんが、みてくださる方々にも深く感謝いたします。来年の今頃には、そこそこ思い通りに描けるようになれていたなら最高ですけど、どうでしょうね。(と書いておきます)