前の作品へ
次の作品へ

時は乱世

太田ユータロー

時代物

太田ユータロー
時は乱世

講評いただいた内容は、「コマ自体が小さい」「コマを大きく使えるように(鶴谷先生の赤ペンに「コマを大きく使い、顔も大きく」とありました)」「物語がややこい」の3点でした。

とにかく読む手が止まらないよう、見づらい部分を避け、話もすんなり進むことを心掛けました。
今まではネットSSのようなお話を描き、それを漫画に起こすといった、質の悪いコミカライズのようなことをしていたのですが、「戦が嫌な武士が、上司の所業にキレて、謀反する話」という基本筋を膨らませる方向でネームをし直しました。
また、コマでキャラ絵の一部が切れる部分を作り、カメラを寄ったり引いたりして退屈な絵の連続にならないよう意識しました。

とはいえ、元のお話が頭に残ったうえでのリネームでしたので、面白くできたか不安です。

裏で描いていた自分用の原稿にも多くを活かせた漫画になりました。
ありがとうございます。

時は乱世

 自己紹介だけどストーリー仕立ての漫画ということで、役所に勤めていた自分が、最近になって躊躇っていた漫画を頑張ることにした、という部分だけ切り抜いてストーリーを考えました。幾分堅実な時代劇になりましたが、自己紹介から始まっている漫画ですので、このあたりの空気感で手打ちとしました、次はありません。
 人間転機なんてものは自分の意志に関わらずやってくるもので、その気になれば、心の準備など関係なく動いていくもんだよなあ……と思ったことだけでも伝えられれば上等、という腹積もりです。
 よく編集者さんからテンポに改善の余地があることや、キャラの行動する動機が薄いことを指摘いただくので、その練習も兼ねております。コマの大きさや引きの絵の頻度、セリフ回しに気を使って読みやすくするが目標です。あとギャグ、ギャグを……描きたい。

 講座を通して漫画力全般鍛えて行きたいですが、短くキャッチーな台詞回しが苦手なので、もりもり頑張っていきたいです。
 一年間よろしくお願いします!