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おでん

こまだ ほろ

こまだ ほろ
おでん

アピール文

【課題文から】

〇ネームのもとになった自分の体験

自分が東京で働き始めたころの経験をもとに書きました。

実際には直属の上司(40代男性)が、ちくわぶを知らなかった私のために鍋いっぱいのおでんを会議室で作って、部署のみんなで飲み会をしたのですが、漫画では同性の年の近い先輩に設定を変えました。

〇その時の思い

私は出身が岩手で大学も茨城のため、働き始めた頃は東京の人の多さに圧倒され、それだけで疲れて不安になっていました。会社からも仕事が終わったら早く帰って眠りたい気持ちもあったのですが、知り合いのいなかった東京で、会社の人がなにかと気にかけてくれたのは本当にうれしかったし、ありがたかったです。

〇今の思い

毎年入社してくる新社会人の人たちを見ると、とてもしっかりしていて仕事もできる気がします。しかし数年後、心身を病んで休職する人もちらほら見かけます。私自身もいろいろあって結局会社を辞めてしまいました。「とにかくよく寝て食べて自分を守れ」当時の私や新社会人にはそう強く勧めたいです。

【難しかった点・工夫した点】

エピソードの選択がとても難しかったです。最初はもっとたくさんの設定や場面を盛り込んでいたのですが、何が言いたいのかわからないネームになってしまいました。規定の枚数にも収まらなかったため、場面を3場面に絞りそれぞれにメインの感情を設定しました。

①上京の日(不安)

②残業(絶望)

③先輩の部屋(安堵)

それぞれの場面ごとの感情を伝えるために、大コマを使い、主人公の表情を強調しました。

【うまくいかなかった所】

コマ割りについては同じパターンにならないように意識したつもりでしたが、書き終えてみると3段の繰り返しになってしまいました。また「話している姿」「状況を描写」以外に何を描いていいのかよく分かりませんでした。癖でバストアップを描きがちなのも変化に乏しい原因になっていると感じました。