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となりのタツキくん☆

丸子 ふみお

ネーム

制作コース

丸子 ふみお
となりのタツキくん☆

恋したコドモと、恋を傍から見るヒトを描きました。
子どもと高校生が、デートもどきをする話です。
対立する関係は、兄と妹、大人と子ども、事情を知らないもの/知るもの、などです。

●人物
メイ……近所のかっこいいお兄ちゃん(タツキ)がだいすきな女の子。前半の視点人物。
カンジ……メイの兄。後半の視点。 
タツキ……メイのヒーロー/カンジの友人。優しく、モテるが、ちょっとダメっぽいヤツ。
「近所のかっこいいお兄ちゃん」と「ダメっぽい友人」の二面性を描きたくてこの話になりました。

●工夫した点
・前半で、子どもが眺める風景のように、カメラを工夫した。メイは、「だいすきっ」と恋愛の区別がついてない年齢。そう見えるようなビジュアルと仕草、セリフにしました。
・後半で、冷めた視点になるようにした(カンジは、本当はお坊さんにしたかったけどやめました)
・「エエ感じの話だったが、実は裏の事情があり……」という話が好きなので挑戦しました。同じシーンであれば、セリフや行動に二重の意味を持たせる必要があり、難しかったです。
・前半の終わりで、メイは成長を。後半のオチで、タツキは変な方向に成長し、カンジの冷めた視点が消える、という形にしたかったです。

●懸念点
・また詰め込み過ぎたかもしれないです。16ページ以外に描いたことがないのですが、8ページというのは短いなーと思いました。あとひとコマ欲しいなーと、ほとんどのページで思ってました。
でも最近ずっと不調でしたので、課題が提出できたので、これはこれで良しとします。

何ページにどのくらい入るのか、まだページ感覚がつかめないので、その辺をお訊きしたいです。
よろしくお願いします!