
ホログラム

【着想】
人と関わっていく中で、最初の印象とガラッと変わる瞬間があります。
はじめは素っ気なくてクールだと思ったら、話してみると冗談が好きだったり
いつも底抜けに明るい人が飲み会で真面目に語っていたり
昨日まで苦手だったのに、ある出来事をきっかけに好きになれた事もあります。
そういう経験をするたびに人を一面だけで決めつけないようにしようと思います。
また、知らないことが恐れの原因だと思っています。
知ろうとする、行動するのは労力が要りますが、
今回自分は教室に通う、マンガをコンスタントに描くと決めました。
そしてその一歩をマンガにしようと思いました。
【ターゲット】
・現状に満足していない、くすぶっている20~30代青年。
・雑誌:スピリッツかスペリオール。
・少しだけ前向きになれる読後感を目指した。
【反省点】
初期段階では上述した「ある出来事」を描こうと思ったのですが、
キャラに乗せきれずにボツりました。
また、自己紹介と実在人物をうまくフィクションにできず、事実だけを描いて文芸的になりすぎました。
プロットを練り直し、自分なりにエンタメ性を出そうとした結果、こうなりました。
しかし、キャラの関係性を描くのか、シチュエーションを描くのか、主人公の心情を描くのか
絞り切れず、中途半端になった感じがします。
13P目の心情描写もコマが小さいし急な気がします。
次からの課題は、キャラを第一に意識していきたいと思います。
また、自分の課題はエンタメ性が足りない事だと思っているので、
単なるシチュエーションだけでなく、キャラ同士の関わり合いでエンタメを表現していきたいです。
あと、どうしても常識にとらわれる傾向にあるので
その辺りのリミッターを外し、自分にしか描けない感情を描けるようになりたいです。
以上、これから一年間よろしくお願いします。
【修正点】
・講評で頂いた赤入れを元に、コマと被写体の大きさを調整しました。
また、寄りのカットを少し引いて、状況が分かりやすくなるよう心掛けました。
・ギャップを感じるよう、ヒロインのキャラデザを変更しました。
【意識した事】
・とにかく締め切りに間に合わせる。
・1ヶ月という期間の中で自分がどれだけ描けるのか確かめたく、持ちうる時間の中でできる限り完成度を上げられるよう努めました。そのためにギリギリでの投稿になったので、次回以降はもっと余裕を持って提出したいと思います。
・絵で話の説得力が出るよう、デフォルメしながらワニを怖く、ヒロインを気が強くもかわいく描けるように気を付けました。
【懸念点】
・絵柄が古くないか。今後もブラッシュアップを重ねていきます。
・手を抜くところと描き込む所のメリハリが不十分だと感じる。もっと上手い具合にデフォルメもきかせられたらと思っています。
・自分の絵の売りがどこにあるのか、突出したものを伸ばさないと戦えないと思うので、伸びしろを知った上で伸ばしていきたいです。また、反対に底上げもしたいので直した方がいい部分も知りたいです。
以上、よろしくお願いします。