マトリョーシカ回想記
①ワークショップ時の企画文
マトリョーシカ誕生の歴史から見る日露交流史
②ブラッシュアップした企画文
1898年、モスクワ。農家の娘マトリョーナと、おもちゃ工房オーナーのマリアが、宣教師の目を借りて、日本の箱根を擬似観光。
マトリョーシカのルーツは日本にあった?ロシアの有名なおもちゃ、誕生秘話。
◯制作を終えて
・絵をデフォルメすることで、表現の幅が広がった気がします。
・制作時間の都合上、端折った箇所多数。筋道が通っているか不安。
・日露交流史、と銘打つにはリサーチ不足だったため、企画の主旨を当初のものからずらしてしまいました。
◯ネームからの主な変更点
・2pの1コマ目。工房の俯瞰図を入れました。講評を受けての変更です。説得力が増していればいいな、と思います。
・4pの中段コマ。モノローグをセリフに変更。コメントを受けての変更です。人称が整理されて、読みやすくなったと思います。
◯反省点
・想定媒体がわかりづらいとのアドバイスには、応えられていません。次回以降の課題です。
◯参考文献
・熊野谷葉子.マトリョーシカのルーツを探して-「日本起源説」の謎を追う.東京,岩波書店,2023,300p
・マリーナ・コレヴァ+タチヤナ・イヴァシコヴァ他著,神長英輔+大野斉子訳.メイド・イン・ソビエト.東京,水声社,2018,252p
・沼田元氣.マトリョーシカ大図鑑.東京,二見書房,2010,143p