【投稿コース】第6期 投稿コース講評:『続・プータロー日記』【12月分】
ひらめき☆マンガ教室第6期から新設された投稿コースでは、月に一度、ひらめき☆マンガ+内に投稿したマンガの中から自由にひとつの作品をえらんで講評を受けることができ、内容はひらめき☆マンガ+で公開されます。
現在、オンラインで講評を受けることのできる「投稿コース」を含め、ひらめき☆マンガ教室第7期の受講生を募集中です。
ぜひお申し込みください!
詳細:https://hirameki.genron.co.jp/creators-wanted/
申込:https://genron.co.jp/shop/products/detail/829
第6期、12月分の講評には全2作品の申込みがありました。本記事では、井土金浩太さんの『続・プータロー日記』の講評をお伝えいたします。
2.『続・プータロー日記』井土金浩太さん
講評:大井昌和先生
受講生アピール文
今回特に見てほしいのは以下になります。
・ジェットコースターの頂上の景色を見た時の驚きや、乗っていて徐々に楽しくなっていく様子など、感情表現がちゃんとできているか。
・ジェットコースターのスピード感や迫力の演出について
とくに後者はまだまだ未熟だと思うので、演出法のアドバイスなど頂けると嬉しいです。
またこれは質問なのですが、線を細かく描きすぎると、実際に出力する際につぶれて見え辛くなってしまいます。
これについて、何か対策はあるのでしょうか?
講師講評(大井昌和先生)
ご投稿ありがとうございます〜
まずはコンスタントに書かれていて嬉しく思います!
井戸金さんは前回の作品から、
在学中のものよりグッと良くなってるなと思います。
今回も導入からコマ割りや構図が丁寧で読み続けようと思わしてくれるのがいいなと思います!
このさりげないカメラの動かし方や構図は、このような静かな始まりでは大変効果的なのでバッチリ!という感じでした。
まずはご質問にお答えしていくと、
・ジェットコースターのスピード感や風景の描写の感情が描けているかという点ですが、この作品において作用するくらいは描けていると思います。
このような演出は基本的に緩急と描写の丁寧さが大事になってくるのですが、このような日常漫画であれば形になっていると思います!
緩急と描写の丁寧さが大事なのは
描写が丁寧であれば、緩急の差がよりはっきりするのでこの両者が大事だということです。
・細かく書くと出力の際線が潰れるというお話しですが、これは紙に出力する時のお話であれば、プリンターに原因がある可能性もありますし、作画の時点であれば解像度の問題かと思います。
個人的にはこの漫画は続編がちゃんとあると完成すると思います。
後半の調べ物は、その調べた結果をちゃんと読者に見せないと意味がないからです。ですので今回は続く、で終わってるのだと思いますので、ぜひ続きを書いてみてもらいたいと思いました。
主人公がジェットコースターにより一段踏み込んだ景色を見るエピソードまでいけるといいなと思います!
講師講評ここまで
以上になります。
井土金浩太さん、講評にお申込みいただきありがとうございました!
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おわり