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マンガ未経験者がひらめき☆マンガ教室に参加することについて【心構え編】


こんにちは、ひらめき☆マンガ教室1期生、2期聴講生だった井土金浩太と申します。
第7期の募集が始まったとのことで、現在応募するかどうか悩まれている方も多いかと思われます。

「今までマンガどころか絵も描いたこともないんだけど、大丈夫なのかな?」

と考えている人もいるかもしれません。
というか自分がそうでした。

そこでこのブログでは、そのような方に向けて考えの助けになる文章を書こうと思います。
第一部は参加にあたっての心構え、第二部では実際参加する方へ用意した方がいい道具などを紹介します。

*これは、あくまでいち参加者として感じたことを元に書いている文なので、
実際の教室の理念を正確にとらえていないかもしれません。
最も正確に教室の考え方を紹介しているのは、以下の生徒募集ページにあるさやわか先生の文章なので、まずはそちらをしっかりと読むことをお勧めします。
https://hirameki.genron.co.jp/creators-wanted/

第一部【心構え編】

まずは冒頭の「絵の素人が参加しても大丈夫?」という疑問について、
実際に素人として参加し、カリキュラム終了後も漫画を描いている自分の回答を描きます

「一般的に言う『画力』は必須ではない。
 ただし、何をどのように『描いて』『見せる』かということについては、深く考えて実践することが求められる」

どういうこと?
描くことの実践が求められるなら、画力は必須なんじゃないの?
そう思われるかもしれませんので、具体例を交えて説明します。

まず、マンガは表現である以上、人に読んでもらえなければ意味がありません。
さらに言えば、一人二人ではなくたくさんの人に読んでもらいたいと思うのが人の心だと思います。

しかし、「多くの人に見てもらえるマンガ」=「絵のうまい漫画」ではありません。
例えば、私が描いた中で最も多くの人に読んでもらえたマンガはこれです。
https://twitter.com/kotaidogane/status/1061216130046472193?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1061216130046472193%7Ctwgr%5Ebe7effec3ef4ae858cc7946037d9220022e99395%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fgrapee.jp%2F589736

これを見て、「絵がめっちゃ上手い!」と思う人は皆無だと思います。
しかし、この漫画は(Xのアナリティクスによると)100万人以上の人に読んでもらえ、
いくつかのネット記事にもして頂きました。
なぜこんなことができたのでしょうか?

それは
「自分が現在の実力でできる題材・表現をもとに『描いて』、それをもっともウケるであろう場で『見せる』」
事が出来たからだと思います。

先ほど描いた通り、私はこの時点でほとんどマンガを描いたことがない、つまり物語を作ったことがない人間です。
ならばゼロから話を作るよりも、今までの人生の中で面白かったエピソードを描いた方がよいと判断しました。
また自分のエピソードを描く、いわゆるエッセイ漫画は、
他のジャンルに比べて、緻密な画力よりも見やすい画面の作り方が求められると考えました。
見やすい画面の作り方は、漫画を描くというよりも、パワポなど人に見せる資料の作り方に似ていると個人的に感じています。
このころはまだ会社員だったので、見やすい資料作成ノウハウは持っていました。

結果、この3Pの漫画は完成しました。
じゃあどこでこれを発表するか?
この漫画は一人でじっくり読むよりも、さらっと読んで他の人に教えたくなるものだと思います。
ならばpixivなどイラスト掲載サイトではなく、Twitter(X)に載せるのが適切だと考えました。

結果、当初の想定以上にたくさんの人に読んでもらえることができました。

これが私の「『描いて』『見せる』ことについて、深く考えて実践」した経験です。
そして、以上のことにいわゆる『画力』は一切必要ありません。

これを読んで、

「画力が必須じゃないのはわかったけど、別の部分で考えることが多くて大変そう…」

と思った人もいるかもしれません。

その通りです、大変です。
しかし、ひらめき☆マンガ教室はその大変さを乗り越える方法を山のように教えてくれます。
(これまでの文章も、教室で教えてもらったことの受け売りと言い切ってもよいです)

私の参加した1期の時点でそうだったので、いまのカリキュラムはその時よりもずっとクオリティが上がっていると思います。

なので、漫画未経験の方に求められるのは募集ページの最初に描いてある通り、
「マンガをやるだけ」、たったこれだけです。
ぜひ、応募してほしいと思います。

さて、未経験者が実際にマンガを描き始めて必ずあたる壁があります。
それは
「表現したいことがあってマンガを描き始めたのに、自分の画力では表現できない」
「自分の実力に見合った題材しか扱えない」
というものです。

まぁ、当たり前ですね。
やる気をもってはじめたからといって、いきなり画力が向上するほど甘くありません。

例えば私は、山田芳裕先生の「デカスロン」を読んでマンガを描こうと思いました。
画面の外へ飛び出すほどの極端なパースや、狂気的なほど描き込まれた線にあこがれたのです。
(↓の1期の最初の課題作品を見てもらえば一目瞭然だと思います)
https://school.genron.co.jp/works/manga/2017/students/kotaidogane/702/

ただ、最初からそんなマンガが描けるわけはありません。
自分の実力で描け、読んでもらえるクオリティを保てるのは、それこそ先ほどのtwitterに載せたマンガが限界だったのです。

この悩みへの解決法は、身も蓋もありませんが「たくさんマンガを描く」以外ありません。

正直、かなり辛いです。
しかし、その辛さを和らげる方法はあります。

一つ目は、「読者の感想をもらうこと」です。
自分が懸命に作ったものにリアクションをもらえることは、何物にも代えがたい喜びです。
ひらめき☆マンガ教室では聴講生の方々がおり、なかには全部の提出稿に対して感想をくれる方もいます。
そして、主任講師のさやわか先生はまず間違いなく読んで感想をくれます。

二つ目は、「少しづつ上達していくことに喜びを見出す」です。
画力は物理的な手の動きが関わるのでそう簡単に上手くなりませんが、
画面構成やセリフ回しは考え方の話なので、一度理解してしまえば上達は早いです。
他にも「今まで1コマに1時間かかっていたのに、今回は30分で終わった!」など、
小さな成長は思ったより人を勇気づけてくれます。

そして量をこなしていくと、少しづつ自分のマンガの中で難しい表現への挑戦ができるようになってきます。
例えば私が現在描いている「プータロー日記」、一見して「デカスロン」からの影響など皆無に見えますが、
ジェットコースターを描く際のパースなど、少しづつ自分のあこがれた表現への挑戦をしています。

ただし、以上のことはマンガを『完成』させることを前提としています
完成させなければ人に読んでもらえないし、結局完成できなければ成長の実感も不十分になります。

なので、できるだけ多くの課題で漫画を完成させてください。
ここでも結論は同じ、解決法は「マンガをやるだけ」なのです。

以上で第一部は終わりです。
これを読んで、「自分も参加してみよう!」と思ってくれる方がいれば幸いです。

第二部では、未経験者ができるだけ楽にマンガを描き続けられるために必要なものを具体的に紹介しますので、そちらも読んで頂ければ幸いです。

それでは!

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