好きなマンガの「あのエイ」の名前 魚コロシアム第三回
ごきげんいかがでしょうか。
6期制作生のあい乙いなびこです。
マンガの課題が忙しくて忙しくて、大変です。
そんなときでも、気軽にブログ投稿をしたいと思います~。
五十嵐大介の絵を模写しました。
マンガ家の五十嵐大介は、人魚の絵を描いています。
「人魚」と言えば、ひらめき☆マンガ教室の第6期、第5回の課題のテーマが、「人魚姫を描いてください」というものでした。
五十嵐大介のインタビュー(「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」漫画家 五十嵐大介さんインタビュー 水中は3次元の世界、空の世界と似ていると思う)によると、人魚を描くにあたり、「よくあるイメージだと面白くないので、ひねりを加えたいなというのもありあの形の人魚にしました」ということで、人魚の下半身(魚部分)をエイにしたそうです。
他の人がやりそうもないことをやるとはこのことかと。にしても、ナナメ上をいく発想力だなァと思いました。
筆者のマンガ活動を応援してくれている友人が、たいへんな海好き・魚好きなので、最近魚図鑑を買いました。
頭から全部読んで、これをきっかけに、魚の知識を手に入れよう、と思っています。
マンガ等が忙しくて最近は進んでいませんでしたが、次の課題文発表までの、ちょっとした心の余裕がある今のタイミングなら、読める!と思って読みました。
いまは、サメ(最初の項目)を一通り見終わって、エイに突入しています。
エイとマンガと言えば、やっぱり五十嵐大介。
筆者は五十嵐大介が大好きなので、あのマンガに出てきた「あのエイ」は、なんて名前なんだろう?と探してみました。
五十嵐大介のマンガ『海獣の子供』には、エイが出てきます。
そのエイは、おそらくマダラトビエイという名前のエイです。
前述のインタビューにありましたが、作者自身は、エイの泳ぎ方は羽ばたいているように見えるところが気に入っているようです。それに加え、のびやかさの表現に適しているのだと。
さらに、マダラトビエイは、背中に青白い水玉模様が散らばっています。そのまだら模様を、「星」や「目」のモチーフと重ねて、宇宙を背負っている存在として、このエイを象徴的な存在として描いています。
今回、図鑑のエイのページを見ていて、このエイ、「あのエイ」だな、と思いました。
マダラトビエイは、日本では新潟県寺泊、紀伊半島~九州南岸の太平洋沿岸、琉球半島で見られるそうです。
サイパンでは冬期、特定の場所に集まり数十匹の群れが形成されるそうです。それはすごい。
かわいいぬいぐるみも複数種類しっかりあります!(アマゾンリンク)
『海獣の子供』のエイが出てくる箇所を読んでいると、たしかにのびやかな気持ちになれます。
魚一匹登場させるにしても、「どういう気持ちにさせたいか」理由をもって描いているんだな、と思いました。
ふうむ
五十嵐大介のエイの絵は、『海獣の子供』の他、絵本作品の『人魚のうたがきこえる』(アマゾンリンク)でも見ることができます。こっちのエイは、人魚ですが。
気軽なブログ更新でした!
制作生のみなさん、課題、たいへんですが、気合でがんばりましょう!では、今週末の講義もよろしくお願いします~!楽しみですね!