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あい乙さんと「企画文」の練習をした件


みなさんこんにちは。聴講生の藤臣和(ふじおみ かず)です。

8/6(日)の大井昌和先生のワークショップ「企画の作り方」、
すごい充実度でしたが、
む、む、難しくなかったですか??(「難しっ!」思ったのは私だけ?)

 

…というのも、受講生のみなさまが書かれた企画、
私から見るとどれも面白そうなのに、
大井・さやわか両先生が怒濤のダメ出しをされていて「えええええ!」と思ったからです。 

 

ただ、「どーゆーこと!?」とビビりつつもお二人のお話を伺っていくうちに、
結局「企画」とは、

「読んだ人に、『なにそれ面白そう!』『読みたい!』と思わせる文章であること」
「しかも、キャラクターや世界観がうまく連動し、キャラが見えていることが大事」

というものかもなあ…とぼんやり感じました(まだ咀嚼中ですが。もぐもぐと)。

 

そんな中、制作コースのあい乙いなびこさんが
講義の中で(藤臣の記憶ではたしか、大井先生が)言われていた
「読んだマンガを企画案に落とすといい」
という課題に自主的に取り組まれ「ひらマン+」に投稿されたものの、
さやわか先生の御指摘によると、どうもなにかズレているらしい。
●企画おこし  あい乙いなびこ
2023.08.08 11:39
https://hirameki.genron.co.jp/blog/2023/08/08/8391/

 

でも、どうズレているのか自分では分からないので
気がつくことがあったら教えてほしい…とTwitterでもつぶやかれていたので、
つぶやき(ポスト?)とDMを併用しつつ、やりとりをしていくうちに
たった半日でポイントを理解されたので
ひょっとして他の方にもなにかのご参考になるかも、とも思い、
そのやりとりを共有させていただくべく、この記事をあげることにしました。

 

あい乙さんが企画おこしでとりあげた作品
●三香見サカ「薫る花は凜と咲く」(ここ↓で第1、2話が無料で読めます)
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496548746310

 

 

★★★★★★★
以下、簡単な(といってもまあまあ長文ですが)経緯です。


あい乙さんが、ひらマン+に「企画おこし」として
三香見サカ「薫る花は凜と咲く」の企画文を投稿されました。
その文章がこちら。

 

底辺男子高校に通う、見た目がイカついが心優しい男が、自分の高校の隣に建つお嬢様女子校の女の子に恋をする話。女子校の生徒は、男子校を露骨に嫌っている。
(『薫る花は凛と咲く』)

これに対して、前述のようにさやわか先生から

>一昨日お話ししたように、企画というのは、どこが面白いかを書くのが重要です。なので、これはちょっと違う気がします…。

 

とのコメントが。

 


このあい乙さんの企画文に対するTwitterでの藤臣のコメントは主にこんなかんじでした。

「いきなり質問で恐縮なのですが、この作品にあい乙さんが感じてる「魅力」を教えていただけたりしますか?

というのも、講義をきいて、読み手に「お、面白そう」「読みたい」と思わせるのが「企画」じゃないかなと感じました(違ってたらすみません)。

あい乙さんの文章は、的確なんですが、話の設定と導入部分のあらすじかもと思いました。

なので、たとえばなんですが、

 

「見た目がイカついが心優しい高校生男子(ケーキ屋の息子)と、小柄でおとなしそうだが食べるの大好きで優秀な高校生女子。
お互いのよさを見抜き惹かれ合うが底辺男子校とお嬢様学校の生徒なので周囲の目が厳しいロミジュリ状態。
雑音にまどわされないふたりのピュアさが、お互いと周囲を変えていく」

 

とかだと「企画」になるか…な…?(私の感じた、この話の魅力です)」

 

…と、藤臣が考えた企画文も提示してご説明しました。

 


このやりとりの間にも、「ひらマン+」のあい乙さんの記事に、
さやわか先生のきめ細やかなコメントがついていて、手厚さに感動しておりました。
https://hirameki.genron.co.jp/blog/2023/08/08/8391/

 

ただ、さやわか先生が

>②「AがBする。そしてCになる」という形式を意識して、おおむねそのような流れになっている文章にする

のが大事だとおっしゃっていたので、
藤臣の文章のラストの「お互いと周囲を変えていく」というのは
講義内でも「これはよくない」と御指摘のあった、「出会う」「旅をする」に類する(使っちゃダメな)表現かも…と不安に。

 


すると、なんとTwitterにさやわか先生がご降臨。
藤臣の書いた企画文に対して、

「それで、合ってるとおもいます!ケーキ要素がどう関係するかも長くならない程度に盛り込めたらベターかもですね。でもいいと思います。あの話は要するにロミオとかウエストサイド物語的なやつですもんね。あと、おっ面白そうと思われることが大事なのもおっしゃる通りです」

 

とコメントしてくださいました…!
(ありがたいありがたい)
(大きくはまちがってなくてよかった…)
(しかし、あんなにお忙しいのやりとりに目を通し、的確に要点をおさえたコメントをし、去って行かれるさやわか先生おそるべし)

 


さらに、藤臣より、あい乙さんに

「この作品にあい乙さんが感じてる「魅力」を教えていただけたりしますか?」

と質問してみたところ、
作品の魅力を言語化することに慣れておられないとのことで非常に苦しまれて、DMで

「なんか頭痛いです」

と、かなり悩んでおられるご様子でしたが、

「お嬢様女子校と底辺男子校が隣り合ってる」ところ
    ↓
(なぜなら)現実にはなかなか「富裕層」と「底辺」が交流するってことがないと思うので、それを見れるのが面白い」

とこたえてくださり

「そうか、そこがあい乙さんが魅力を感じたポイントなんだな」

とわかりました。

また、さらに

「キャラの魅力とか好きなところとかはありませんか?」

と伺うと、

「ヒロインの食いしん坊はいいなと思います」

とのことで、だんだんあい乙さんが「薫る花」のどこに魅力を感じたのかがわかってきました。

あい乙さん、苦しみながらも、DMで

「これ、いま質問もらってるのが、掘り下げってやつですかね?。こういうの、もしかしたら、やったことないかもです…、たぶん。。…」

とおっしゃってたので、

「そうです~!初めてだと苦しいかと思いますが、だんだん慣れてきますよきっと!」

とお返事しました。

 


あい乙さん、苦手なことに逃げずに頑張っておられるな~、
でも慣れるまで時間がかかるかもしれないな…と
内心思っていたのですが、
そんなやりとりのすぐ後に、あい乙さんが新たにDMで送ってくださった文章が、こちらです。

 

底辺高校にいるイカついが心優しいケーキ屋の男と、見てるこっちが楽しくなるほど、ケーキを食べることが大好きなお嬢様高校の女の子が、かたやエリート、かたや落ちこぼれの隣り合った高校を舞台に、本来交わることのない垣根を越えた恋をする話。

 

おおおおお~!

あい乙さんが「グッときた」ポイント(キャラの魅力も!)がバッチリ入っているではないですか!

思わず、

「あい乙さん!!!!!!
これです!!!!!!
これ!!!!!!
あってますよ!!!!!!!

これ、ひらマン+に投稿してOKだと思います~!
すごいすごい!
これが企画だと思います!!!!!!」

とDMでお返事した次第です!
(※もちろん、あくまで一聴講生の藤臣の勝手な判断ではありますが)
   ↓
※そして案の定なのですが、
この文章をあい乙さんが「ひらまん+」に投稿されたブログ記事のコメント

企画おこし リベンジ

にて
あおたかさんが、
さやわか先生がおっしゃっていた
企画の基本、

②「AがBする。そしてCになる」という形式を意識して、おおむねそのような流れになっている文章にする

という部分について、

 

>今だと二人が(Aが)恋する(Bする)までしかないのでCするの部分があるとそれっぽくなるかなと思います。

 

とアドバイスされています!

あおたかさん、すばらしい助言…!
言うてる側から基本をすっぽ抜かしていたわたくし…さやわか先生、あい乙さん、申し訳ありません…!
左手はそえるだけ!左手はそえるだけ‼
基本を意識していきます!

 


それにしても、
あい乙さん、言語化がとても苦手と苦しんでおられたのに、たったの半日程度のやりとりで
ポイントをつかまれて、
すごい!素晴らしい!
と思いました。

(あと、さやわか先生がマジでスーパーティーチャーすぎました…。)

 

現場からは以上です!

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