avatar

投稿サムネイル

ひら☆マン6期さんばメモ(7/9 さやわか 先生 振り返り①_ひらめき3)


ひらめき☆マンガ教室の5期・6期聴講生である、私、さんばが、
昨年度(5期)の制作生が「壇上では緊張してしまい、FBをうまく受けられない(大意)」とぼやいていたのが心に残っていたので、助けになれることを考えた結果、今年度は、講義メモをまとめて公開することにしました。

 

今回はひらめき☆マンガ教室のひらめき回3回目「振り返り①」 さやわか先生の授業をメモしたものを記載します。
ちなみに、ひらめき回1回目はこちら。ひらめき回2回目は吉田屋敷先生のクリスタ講座でした。
これを読んでひらめき☆マンガ教室の面白さが伝わるといいなと思います。

 

ブログ内容:ざっくり講義内容・アドバイス・課題FBまとめ
主任講師:さやわか先生
さやわか_Wikipedia

 

 

目次

 ①振り返り
 ②個人面談(個別事例なので割愛)
 ③ストーリーの骨格の作り方

 

 

①振り返り

ここまでの着想編カリキュラムで学んできたこと
→「マンガの文法で伝えられるようにするため」のノウハウを学んでいた

(難易度 低い→高い)

・マンガを描く
↓ ・時間内に完成する
・読者のことをかんがえる

マンガを描くうえでできることが増えてきている結果として、
「完成させられない」が起きる。その対策を考える。

それが「ひらめきパート振り返り」

 

ひらめきマンガ教室必勝法(重要順)

☆意地でも完成させる。
☆何度もやる。何度も失敗する。
☆積極的に行動する。
☆理由を説明できるようにする。→自分がやってることを理解する。
☆ゴールから逆に考える。
☆他人の表現を観察し採り入れる。
☆思い込まない。(かもしれない運転)

 

できない理由はいろいろあるが、「完成できないこと」が問題
完成させられない人にとって大事なことは「ハードルを下げること」

→ハードルを下げるってどういう事?(例)カバチタレ!/HUNTER×HUNTER

 

「完成」することと「絵や話のこだわり」は無関係。

・「頑張って描いたこと」それ自体だけでは評価されない。
・「完成させること」と「手間暇かけること」の優先順位を間違ってはいけない。
・手間暇かけけても原稿料は一緒だし、読者も仕事相手も悠長に待ってはくれない

→だったら、「与えられている時間とお金」に応じて描くべき!

 

それでも時間をかけ過ぎたくなるひとへのメッセージ

作画編

実際の作画コスト(手間暇)と原稿料を考えよう!

→「描けないもの」を描いてはいけない
→「話の内容→それに必要な絵」ではなく「絵柄→話の内容」で考える

ストーリー編

ストーリーなど必要ない。最後まで読ませるが勝ち。

・ひら☆マン必勝法⑤「ゴールから逆に考える」
「ストーリー」や「絵柄」の優劣以前に、「マンガは最後までめくること」が大切な媒体。(←マンガの最初のゴールはコレ)
つまり、「絵」に「文字情報」が添えてあって、それを読みつつページをめくることができれば「マンガ」として成立する。
具体例:ドラゴンボール・ワンピース

 

→読者が「読みにくい」とストレスを感じて、ページをめくる手をとめてしまわないことが肝心=「コマ割り」と「リズム」を描けていれば「物語は二の次」

・ひら☆マン必勝法⑥「他人の表現を観察し取り入れる」
文字数をカウントしてみるなど、さまざまな方法でマンガを観察しよう。
ジャンルごとに、「コマ割り」と「リズム」があるはず。

 

 

結論:「要するに、原稿料や他人からの評価というのは「努力」への対価ではない。」

「頑張った事」に応じて(評価などが)増えたりはしない。だったら、「与えられている時間とお金」に応じて描くべき。
そもそもマンガ家になることは制約に合わせて描くということ。
物理的な制約、時間的な制約、法的な制約、経済的な制約、媒体的な制約の中で作品を作る

 

 

 

ストーリーの骨格の作り方

(=作るための道具であり、チェックシートとしてもつかう)

(テキストでまとめると具体性が落ちて途端にわかりにくくなったので、受講生はできたら併せて動画を見てください…!7:26:47あたりから始まります!)

  

・「ストーリー」「キャラクター」「絵柄」「コマ割り」「リズム」すべてつながっている
→どのようにつなげるのか?の方法

・物語の骨組みって?
→骨格なので、肉付けが必要=骨格作りに時間を割いてはダメ

 

 

Point

・とりあえず埋める
・入れ替えつつ要素を強めていく
・せいぜい2~3時間でうめる。

 

<必要な材料>

(…その前に!注意書き!)
※そもそも「⑤ゴールから逆算する」 
※以下4要素を「3幕構成」と組み合わせて入れ替えながら強めていく事(=肉付け)をすると物語になる。
※「もっとおもしろくするにはどうしたらいいか」を考える
※「全体を入れ込み、話が終わり、テーマを伝える」までを課されたページ数で収める

 

物語作るときの4要素

固有の設定

>クライマックスで一番「映えるシーン」になる。(ゴールから設定する)

テーマ(≒読後感)←ここは基本変えない。ゴールだから。

>方法:名言をググる/流行をググる

固有の主役級キャラ

>方法:欠落がある、それが回復する

見どころになるシーン

>方法:クライマックスで「映えるシーン」/テーマを(絵的に)説明するシーン
>予告映像・その物語のあらすじを言うとみんな想像するやつ

 

上記をクロスワードパズルのように組み替えて考える
上記どれから考えてもいい

昨年も同様の話をしていたので、その時私がまとめてたツイートも載せます。

TW:物語の骨格作りについて_さんばのまとめツイート

 

 

以上!ざっくりまとめでした。完成させたからとりあえず、ヨシ!

③の部分は本当に、受講生に公開されている動画を見てください。
ぜったいテキストでは十分に伝わらない!!

解っていく感覚がとても楽しいし、
理解も深まります!!! 7:26:47あたりから始まります!(大事な事なので2回)

 

 

さんば

 

前の記事へ
avatar
次の記事へ
Pin

そのほかの記事

投稿サムネイル

ひら☆マン6期さんばメモ(8/5 ばったん先生)

感想 レポート

投稿サムネイル

ひら☆マン6期さんばメモ(7/8 椎名うみ先生)

感想 レポート

投稿サムネイル

初回授業(さやわか先生のオリエンテーション)

感想 レポートその他

投稿サムネイル

ひら☆マン6期さんばメモ(5/14 鶴谷香央理 先生)

感想 レポートその他