初回授業(さやわか先生のオリエンテーション)
ひらめき☆マンガ教室の5期・6期聴講生である、私、さんばが、
昨年度(5期)の制作生が「壇上では緊張してしまい、FBをうまく受けられない(大意)」とぼやいていたのが心に残っていたので、助けになれることを考えた結果、今年度は、講義メモをまとめて公開することにしました。
今回はひらめき☆マンガ教室の初回授業のさやわか先生のオリエンテーション内容をメモしたものを
割とそのままで記載します。
これを読んでひらめき☆マンガ教室の面白さが伝わるといいなと思います。
内容:ざっくり講義内容・アドバイス・課題FBまとめ
主任講師:さやわか先生
さやわか_Wikipedia
目次
①さやわか登場
②ひらめきマンガ教室とは
③ゲスト講師パート、ひらめきパートのサイクルについて
①さやわか登場
さやわか先生について、著作など
②ひらめきマンガ教室とは
通底する思想:「マンガを描く方法」だけでなく
「マンガ家になる方法」を教える教室。
技術力だけを教えて強化しても、「マンガ家」にはなれない。
【上記の経緯】
さやわか先生が仕事で、
「いろんなクリエーターから話を聞いて自分でも教えたりしているとものづくりのセオリー最大公約数が次第にわかってくる」
「どんなすごいクリエーターでもちゃんと「自分のやり方」を守っている」
ただし、クリエーターの語り自体はうまく言語化できなかったり、
全体がうまく体系化されていなかったりするので、「オレ流の、やり方」っぽく語りがち。
技術論と活動を結びつけられていない。
→「活動の仕方」や「創作における基本的な考え方」などと技術論が連携できずにうまく活動できない。
→単なる技術ではなく考え方を学ぼう。
知識は「何を目的にしてる」のかが判明してないとうまく使えない。
「プロになる」がわかってないと「自分がそれになりたいか想像するのはむずかしい。」
表現とは?表現者とは?その資格は技術力だけで得られるわけではない。
実際に産業のプロと話してみると「アイデア振ってきた」系で仕事してるひとは居ない。
【重視する考え方】
マンガの多様性およびマンガ家の多様性
※多様性→1つの山にみんなで登るわけじゃない。みんなそれぞれの山に登ること。
「だって!「少年ジャンプ」と「なかよし」は使ってる文法が違うだろ!」
③ゲスト講師パート、ひらめきパートのサイクルについて
まず、サイクルを作図すると以下
着想→→→展開→→→→→応用→→→→→→最終課題
↑ ↑ ↑
ひらめき回1 ひらめき回2 ひらめき回3
各講義で学べる事
・ゲスト講師の講義回(技術論中心)
・ひらめき回(考え方中心)
・ワークショップ回(技術and概論)
【ゲスト講師パートでやること】
・ネーム講評
コマ割り/構図/コマ内構成/リズム(マンガの文法)
☆さやわか先生からのアドバイス
→課題文をよく読み、理解し、要求に素直に応える(超重要)
なぜなら、課題文は「これをやるとマンガの学びになりますよ」を書いているから。
↓課題理解できてる?を確認*
課題公開→→ネーム提出→→→ネーム選出→→→ネーム講評
↑課題理解し、反映したネームを描く ↑間違いながら覚えるのが大事*
*ここで理解が間違えていた場合、授業で課題の意味を理解を知る。
ネームは青写真(設計図)なので、修正が発生するのは当たり前。ちゃんと反映して(直して)ペン入れしよう。
・完成稿講評
ゲスト講師が違うので、ポイントが違う。
いい評価を受けることもできるし、直したのにダメだしされることもあるが、
「マンガの多様性」を表していると捉えよう。
そして、次の課題へ…
「間違えながら覚えるのが大事。覚えたことは次の課題にも活かす。」
【ひらめきパートでやること】
マンガ=読み物なので、「相手がいてわかる」必要がある。
「相手がだれなのか?そいつがわかるのか?」
「相手が何を読みたがっているのか?」
「相手が最後まで読んでくれるか?」
↑これが定まらないと表現できない。
④聴講コースについて
オススメしたいこと
・制作コースのへの感想を書くこと
・講義の感想を書くこと
「読者は誰なのか」「何を思わせたいのか」「相手がいること」を理解して書く?
聴講生の感想に対して制作コース生が取る態度は自由だが、「望ましくない感想」を「否定すること」は避けるべき。
ひらめきマンガ教室必勝法(重要順)
☆意地でも完成させる。
☆何度もやる。何度も失敗する。
☆積極的に行動する。
☆理由を説明できるようにする。→自分がやってることを理解する。
☆ゴールから逆に考える。
☆他人の表現を観察し採り入れる。
☆思い込まない。(かもしれない運転)
やるのが大事。完成させることが大事。とにかくやる。
やるとうまくなります。
「あなたのマンガに必要なこと」
描く時、読む時、語り合う時必要な知識と環境をすべて提供している。
が、使うかどうかは、あなた次第。
以上!初回講義まとめでした!「ひら☆マン+」放送中に書き終わらなかった~~~~!!!残念!
でも、これを読んでおもろそうだったら、投稿コースはいかが…?
2023年度ゲンロン ひらめき☆マンガ教室(第6期)「投稿コース」申し込み
さんば