「奇術と映画」をテーマに配信でトーク!
〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉運営スタッフの堀内大助です。じつは本業は奇術家(マジシャン)です。シラス「堀内大助の空飛ぶマジック劇場」でマジックについての番組配信をやっています。
本日、6/18(日)15時から、奇術史研究家の森下洋平さんをゲストにお招きして「奇術と映画のイリュージョン──驚異の視覚文化史」 と題してお話します。
森下さんは、2020年に700頁近い大著『近代日本奇術文化史』(河合勝・⻑野栄俊との共著、東京堂出版)を上梓。同書には「奇術と映画」と題した森下さんの論考が収録されています。じつは映画の黎明期には、数多くのマジシャンの名前が登場します。世界初の職業映画監督のひとりであり、様々な映画技術を開発したジョルジュ・メリエスはマジシャンでした。また「映画以前」の写し絵や幻燈といった見世物は、多くのマジシャンがショーの一部として演じていました。視覚文化の歴史のなかで、マジックと映画は切り離せません。
もちろんマンガも映画とは関わりが深いジャンルですよね。手塚治虫をはじめ、映画に影響を受けてきたマンガ家はたくさんいます。ちなみに『漫画家、映画を語る。──9人の鬼才が明かす創作の秘密』(島田一志 編、フィルムアート社)には、〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉ゲスト講師の武富健治先生のインタビューが収録されていてオススメです。
マジックと映画の関係から、マンガについての新しい発見があるかも!? ぜひ配信をご覧ください(アーカイブ視聴も可能です)。