ひら☆マン7期以降のあなたへ(後編):同人誌レース役立ちTIPS&6期BCチームの宣伝記録
目次
↓項目をクリックするとジャンプします
- 前編はAチームの記録
- お役立ちTIPS
- ほかチームの行った宣伝紹介
- ア)重要。個人アカでの引用RT
- イ)対談
- ウ)タイムラプス
- エ)チームアイコンになるキャラを作る
- オ)ゲーム配信
- カ)ほかチームとのコラボイラスト
- まとめ。瞬間ではなくひら☆マン全体が育つよう
1.前編はAチームの記録
はじめに。
このブログは7期以降にひら☆マンの同人レースを行う方向けに
6期生がどんな宣伝を行っていたか記録を残すためのものです。
これまでの活動を知り、7期以降ではより発展性のある宣伝が行われ、
同人誌レースだけでなくひら☆マンが盛り上がる一助になればと
これを残しています。
前編では、筆者の所属していた6期Aチームの宣伝を、
時系列順にすべてまとめました。
この後編では、宣伝をするにあたって事前に知っておくと便利な情報、
BCチームの行った宣伝を紹介していきます。
前編のブログはこちらから!↓
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2. お役立ちTIPS
ア)過去の同人誌レースアカウントリスト
都度探すのが大変だったので以下にまとめます。
■2期(2018)
・Aチーム【優勝:155冊】
テーマ :大人になったきみへ 小学四年生
X(Twitter):https://twitter.com/hiraman_A
pixiv :https://www.pixiv.net/users/35456295
・Bチーム【2位:126冊】
テーマ :はたらく美少女アンソロジー
X(Twitter):https://twitter.com/hiramanteamb
pixiv :https://www.pixiv.net/users/34223413
Webサイト :https://hirameki-teamb.firebaseapp.com/
・Cチーム【3位:122冊】
テーマ :空から落ちてきた
X(Twitter):https://twitter.com/hiraman2c
Webサイト :https://sites.google.com/view/hiraman2c
■3期(2019)
・Aチーム【3位:55冊】
テーマ :さよなら家族・またきて家族
X(Twitter):https://twitter.com/teamA_hirameki
Webサイト :https://hirameki-a.firebaseapp.com/
・Bチーム【2位:86冊】
テーマ :両片想い
X(Twitter):https://twitter.com/hiraman03b
Webサイト :https://hiraman03b.web.app/
・Cチーム【優勝:105冊】
テーマ :ギャル×〇〇
X(Twitter):https://twitter.com/hiraman03c
■4期(2020)
・Aチーム【優勝:170冊(完売)】
テーマ :欲 その望みは破滅─。
X(Twitter):https://twitter.com/hame2_chan
紹介ページ :https://www.genron-alpha.com/hirameki_doujin_2020/#a
・Bチーム【2位:126冊】
テーマ :読めば、聴こえる。(テーマ:音)
X(Twitter):https://twitter.com/hiraman04b
紹介ページ :https://www.genron-alpha.com/hirameki_doujin_2020/#b
・Cチーム【3位:123冊】
テーマ :ふれたい。
X(Twitter):https://twitter.com/hiramanCteam
pixiv :https://www.pixiv.net/users/65624613
紹介ページ :https://www.genron-alpha.com/hirameki_doujin_2020/#c
■5期(2022)
・Aチーム【2位:84冊】
テーマ :ぼくたち、秘めてます。
X(Twitter):https://twitter.com/hiraman05A
YouTube :https://www.youtube.com/channel/UCwaVB_8Xvr0Yk5cQPR_xz0g
紹介ページ :https://www.genron-alpha.com/hirameki_doujin_2022/#a
・Bチーム【3位:78冊】
テーマ :DEADLINEs
X(Twitter):https://twitter.com/dedoranB
紹介ページ :https://www.genron-alpha.com/hirameki_doujin_2022/#b
・Cチーム【優勝:92冊】
テーマ :全力☆ヒロインアンソロジー『POWER』
X(Twitter):https://twitter.com/kawaii_noon
Webサイト :https://kawaii-noon.pages.dev/
紹介ページ :https://www.genron-alpha.com/hirameki_doujin_2022/#c
■6期(2023)
・Aチーム【優勝:120冊】
テーマ :キラキラ眼鏡女子
X(Twitter):https://twitter.com/megane_girl_6A
紹介ページ :https://webgenron.com/articles/hirameki_doujin_2023#team-a
・Bチーム【2位:84冊】
テーマ :散財万歳
X(Twitter):https://twitter.com/SanzaiBanzai23
紹介ページ :https://webgenron.com/articles/hirameki_doujin_2023#team-b
・Cチーム【3位:82冊】
テーマ :CHARMING&BAD
X(Twitter):https://twitter.com/shark_charmy
紹介ページ :https://webgenron.com/articles/hirameki_doujin_2023#team-c
イ)マイルストーンとツイートリスト
こちらはマイルストーンの参考です。
マイルストーンとは、今後行う施策リストと、その締め切りを
予定表としてカレンダー形式でまとめたものです。
6期AチームではGoogle スプレッドシートを使用し、
共同でスケジュールを確認、編集できるようにしました。
こちらはツイートリストの参考です。
ツイートはすぐ作ろうとしても140字を超えたりリンクを間違えたり
ミスしがちなので、事前にスプレッドシートでリスト化して
いつ何を投稿するか皆で編集できるようにしました。
ウ)Xのコツ
筆者は職務柄、X公式アカウントの中の人をやる機会もあり、
その中で言われてきたX運用のコツをまとめます。
・ツイートリストを作っておく
前述のとおり、Xですぐに内容をツイートできるよう、
事前にツイートをリスト化しておくと楽です。
・投稿が伸びるタイミング
一般的に、昼12時か夕18時。
イベント時には開催直後
と、筆者の職場では言われていました。
昼12時は仕事の昼休憩、夕18時は終業時刻。
イベント後は一番皆がXを見る時間のためです。
・予約投稿が出来る
ブラウザ版Xでは予約投稿が可能です。(スマホはできません)
画像や動画を添付したものも可能です。投稿時間は1分刻みで指定できます。
なので、上記時間に投稿したい時に仕事があっても予約をしておくと安心です。
方法はwebを探せばすぐ見つかるので割愛します。
ただし、以下に注意です。
→予約投稿時間の直前に手動でツイートすると、予約投稿されない。
予約投稿前の10分くらいはアカウントを触らない事。
→ツリーの予約投稿はできない。
存在しないツイートには以降の投稿を繋げられないためです。
・テストアカウントも準備しておく
実際に投稿してみると、画像がうまく表示されなかったり、
文字が折りたたまれてしまったりと不具合が出る事はよくあります。
いいねがついたものを削除するのは周知の機会損失になります。
チームアカウント作成時に、テスト投稿用の鍵アカウントも作り、
まず投稿ツイートがどのように見えるか鍵アカで確認してから
チームアカウントにツイートした方が安全です。
・文字投稿より画像や映像投稿が伸びる
例えばラジオの文字起こしを投稿する場合、文字だけで投稿すると他のツイートに埋もれます。
文字起こしして、楽しそうな縁取りをして画像にする。それだけで伸びやすくなります。
・最初に内容をまとめた文を置く
ツイート文の頭15字程度はスマホの通知画面に表示されます。
なので、頭で文章の要約をし、その後で詳細を書くと通知画面で気付いた人がアクセスしやすいです。
ex.【応援イラスト募集中!】 12/3(日)のイベントに向けてフォロワーの方から~
ただ、業務文のように見えるかもしれないので…
ラフなツイートが良いという意見もあり良し悪しがあります。
・絵文字とハッシュタグを使う
文字だけの投稿だとモノクロで目を引かないし事務的です。
絵文字を使い、楽しそう&カラフルな印象があると読まれやすいようです。
また、ハッシュタグがあるとそれで検索してきた人にも読まれやすいです。
…が、ハッシュタグをつけすぎて、リンクで真っ青な文章になると
「お仕事感」が出て、逆に見られなくなったりもします。
このあたりはセンスの領域なので、正解が無いです…。
ぜひ色々試してみてくださいね。
エ)チラシ設置店舗リスト
6期Aチームでは、コミティアを販売している書店に
Aチーム独自で作ったチラシを設置してもらいました。
チラシ設置は店舗に電話をかけて直接相談しかありません。
その際、「去年も置いてもらったんですが」と話すと
話が通りやすくなる場面が何度もありました。
以下に、実際に設置が確認できた店舗と、
チラシを渡す事までは出来た店舗(実際に設置されたかはお店判断のため不明)
をまとめます。
ぜひチラシ配布に役立てていただければと思います。
店舗選定基準は、ティアズマガジンを置いている
新宿、池袋、秋葉原を中心とした人が集まりそうな都市です。
■チラシの設置が確認できた店舗
・アニメイト池袋本店(SNS投稿はグレーのためせず)
・ブックファースト新宿店
・まんだらけコンプレックス(秋葉原)
・Comic ZIN(秋葉原)
・書泉ブックタワー(秋葉原)
・書泉グランデ(神保町)
■チラシを渡して設置はお店次第になった店舗
(実際に店舗に置かれたかまでは確認できず)
・アニメイト新宿
・アニメイト秋葉原
・メロンブックス秋葉原店
・B&B(下北沢)
■注意事項
・チラシの設置を写真に撮ってツイートしていいかは
必ず店舗さんに確認を取ってから行いましょう。
・設置期間は店舗に委ねられることが多いため、
イベント日を伝え、そこまでに置いてほしい
&それ以降は廃棄していい旨を伝えましょう。
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3. ほかチームの行った宣伝紹介
ア)重要。個人アカでの引用RT
Aチームの反省として、公式アカウントでのツイートが
フォロワーやひら☆マン関係者の外に
なかなか届かなかったことが挙げられます。
頻繁にツイートしていたにも関わらずなぜそうなったか。
それは、逆にツイートが多く、毎度情報が違うため、
フォロワーの脳に繰り返し情報を刻めなかったことが要因でした。
ツイートしたはずと思っても、その瞬間見ていなければ、
そして毎日でもリマインドされなければ人は覚えません。
多すぎる程度で十分なくらい、何度も同じ情報を
発信する必要があったと思いました。
一方、別チームでは公式アカウントのツイートを
各人が思い思いのタイミングで引用RTしてコメントしており、
・さまざまな時間に
・同じ内容が何度も繰り返し
・別の人から発信される(いろんなフォロワーに届く)
という現象が起こり、拡散力とリマインド力が何倍にも膨れ上がっていました。
この手法は非常に重要だったので記します。
イ)対談
Bチームでは同人誌にひら☆マン関係者かつ
Xで既に影響力の高い2人(米代恭さん×新川帆立さん)の対談を載せていました。
対談の宣伝をフォロワー数の多い2人がすることで、同人誌の宣伝もできる有力な一打でした。
ウ)タイムラプス
Bチームでは表紙絵のタイムラプスを載せていました。
表紙を描く時点で録画を予定しているという、計画的な戦略でした。
エ)チームアイコンになるキャラを作る
Aチームの宣伝方針は
「使い捨てになるだろうチームアカウントより個人アカウントを伸ばす」
なので、公式アカウントに宣伝用のキャラは設けませんでした。(前編参照)
一方、Cチームではサメの「しゃーあく」と
悪魔の女の子「チャーミー」というキャラを設置。
ツイート文も二人の会話にする徹底ぶりでした。
この2キャラは写真にイラストを添えるなどの際、
動かしやすいアイコンとして機能していました。
Xでは各人がキャラを使用したイラストを描いたり、
この2キャラのミニ漫画もXで連載されていました。
(のちに漫画は合同誌内にまとめられていました)
オ)ゲーム配信
Cチームではなんと看板キャラを使用し、
ゲーム配信をするという斬新な宣伝がされていました。
内容も漫画を作って売り上げを伸ばすゲームで
同人誌制作との親和性も抜群でした。
これは既にチャンネル登録者数のいる配信者と
一緒にやったことで効果の出る、高度な宣伝でした。
カ)ほかチームとのコラボイラスト
Cチームではほかチームと絡む投稿をすることで、
自チームだけでなく同人誌レース全体を盛り上げようとする
施策も実施されていました。
Aチームではアンサーイラストも描いています。
この「チームを越えて全体を盛り上げる」動きはほかでは見られず、
今後の発展においても重要な動きではないかと筆者は考えています。
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4.まとめ。瞬間ではなくひら☆マン全体が育つよう
6期Aチームが優勝したことはとても喜ばしいことでした。
でも、Aチームのやった宣伝が果たして本当に効果的だったのかは分かりません。
Bチーム、Cチームともに工夫を凝らしていましたし、
まだ誰も出来ていない施策もたくさんあると思います。
今回のブログは過去の記録を残すものですが、正解を示すものではありません。
ですが、これから同人誌レースを行う皆さん自身にとって、
たくさんのチャレンジを行う上での踏み台になれば何よりです。
そうしていつか、街中を歩いていても「同人誌レース」「ひら☆マン」という単語を
聞くくらいに発展してくれたら、と大げさではなく心から願っています。
最後に。
ここまで書いてきておいてなんですが、
同人誌レースの真の目的とは勝ち負けではない
と筆者は考えています。
ひら☆マンは、漫画を通して仲間を作るコミュニティの場であることが
大切であると教わりました。
であれば、
このチームで、そしてチームを越えて達成すべきことは何か。
友達を作ることではないでしょうか。
あなたには、まだ話したことのないひら☆マン生もいるでしょう。
同人レースとは、その手段を運営さんが与えてくれている
1つの機会だと思っています。
きっと、レースの中で摩擦もあるでしょう。
漫画作りの経験値の違いから。
大事に思う方針の違いから。
でも大きな目で見ると、みんなレースで勝つために
頑張っていることは共通しているはずです。
そこは忘れずに、最後に「楽しかったね」と
言える仲間が出来ていれば大成功だと思います。
ひら☆マンは授業が終わっても、あなたが漫画と関わる限り
(あるいは関わらなくなっても)人との関係は続きますし、
そういう場であってほしいと私は思っています。
年齢、職業、経験を越えて。
社会人になってから友達が増えるなんて素敵じゃないですか。
ひら☆マンの発展と共に、人の輪が広がれば。
そう願いつつ締めさせていただきます。
本当に長いブログをここまで読んでいただき
ありがとうございました☆