まんが

半魚人の頃

かわじろう

かわじろう
半魚人の頃

第6期の課題5に出そうとしたけど間に合わなかった作品です。くやしい。せっかく描いたのでここで供養!読んでもらえるとうれしいです。

ネームの意図
まず、アンデルセンの人魚姫の物語を「意中の相手(王子)がきっと受け入れてくれないであろう、自分のコンプレックス(人魚の体)と欲望(王子への慕情)にどう折り合いをつけるか」という話として捉えました。この骨子をベースに、主人公を自分に置き換えて、ネームを作りました。
持て余している自分のコンプレックスってなんだろう、と考えたときに、中学生の頃の自分を思い出しました。思春期で自分の外見や欲望を持て余していて、お昼の時間に好きだった向いの席の女の子と目を合わせられずずっとお弁当をみていたので、その記憶をアレンジして描きました。
舞台は海でなく学校の教室ですが、「海底の世界」は「主人公の俯いた視界」に、「陸と海の境界」は「主人公目線のコマの上端」に置き換えて、構造は人魚姫と揃うようにしました。
自分の場合は、人魚姫のようにドラステッィクに自分を変化させたというより、結局人から言われた言葉を通じて「どうやら自分はめちゃくちゃ気持ち悪いわけではないらしい」と徐々に思う(というか慣れる)ようになったので、最後は吉田さん(王子さま)が水面に潜ってきてくれて、ちょっと認めてくれる、という結末にしました。

感想などいただけるととってもうれしいです!!