「女の子が男の子への下心に関して葛藤する話」です。

「ベタな話」とは何か、耳で聞いてもまだ実感が持てずにいます。というのも、自分にとって面白い漫画は、必ずどこかに新しさや驚きがあるように思えて、「どこからが“ベタ”で、どこからが“新しい”のか」「一体、一般読者がこの作品のどこに共感しているのか」を判断する力が、自分にはまだ足りないと感じているからです。

そこで、ジャンプの『ガリョキン』で稲垣先生が提示されていた課題を参考にしました。

「短いページ数で、広く受け入れられて、情報量も伝わりやすい構成なのでは？」と考え、模倣から学ぼうとしています。

「現代」「人が死なない日常」「舞台は学校」「共感させたい気持ちは恋愛」と、伝わりやすい要素を意識して組み立てましたが、前作の不条理ギャグに比べて「伝わるようになっているかどうか」をご意見いただけますとありがたいです。

今、自分が取り組みたい課題は、持ち込みや新人賞に向けた作品作りよりも、「伝わるってどういうことなのか？」「この作品は伝わっているか？」という部分にあります。

ご丁寧な返信はもちろんありがたいのですが、前回のような熱量でざっくりコメントいただけるだけでも、大変参考になりますので、どうかご負担のない範囲でお願いいたします。