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プリンセスを探して

ひむか

ひむか
プリンセスを探して

掲載想定媒体はアフタヌーンです。
今の自分にできるすべてを出し切りました。

ネーム講評にて、主人公たちに会話させるだけでなく
具体の行動の中でメッセージを入れた方が良いといただき、
舞台を高校のファッション部に変えました。

ネーム時にも書きましたが、今回は女性が女性に求める女性像
という女性なら一度は通ったことがある(?)内容を元に描いています。
主人公に自らの足で頑張ってほしいという思いがあり
ラストにファッションショーを持ってきました。
その結果、ページ数が30Pになったため、
今回はベタとトーンの下塗りはお手伝いさんに協力いただきました。

この1年間の授業で学んだこと…
題材も、モブの反応も、盛り上げをやりきることも思い出しながら描きました。
技術面でも、主線を太くすること、目の書き込みを増やす事などを意識しました。
すべて、この学校で教わった事です。

これで課題の提出は最後ですが、
今後もここで出会った方、そして漫画とずっと付き合っていければと思っています。
1年間、大変お世話になりました。
最高に楽しかったです、ありがとうございました!!

プリンセスを探して


今までの課題を振り返り描きました。
これは
・自己紹介
・嫌いなもの
・好きだと感じたその瞬間
・主人公の救済
です。
下敷きにした物語は
王子様を待つ「白雪姫」、恋愛に興味のない「かぐや姫」、「幸福の王子」の王子と添い遂げるツバメ、
小道具として「シンデレラ」です。

ジェンダー論を描きたかったわけではないですが、
男性から女性へ求める女性像は強く注目される一方、
女性が女性に求める女性像は見えづらいというか…
これは女性でないと描けない感覚もあるのではと思い取り上げてみました。
作中で起こっていることはほぼ私の経験談です。
うまくエンタメに持って行けていたら幸いです。

四季賞の作品をいくつか読んだ際、かなり些細でテーマになり尽くした内容でも
自分の世界観を見せつつ、かつたっぷり自身の感情を作品の中で説明し、共感を得られるように
してあると感じたので、それに沿うよう意識しました。
また、自分の作品はフリの弱さ、受け手側の反応を拾い切らない、ページの都合で駆け足など
改善したい部分が多かったのでそこも意識しました。
おかげでページ数が過去一番多くなりました。。。

想定媒体はアフタヌーンです。
宜しくお願い致します。