夢で逢えたら
▼今回考えたこと
前回課題で中途半端なものを出してしまったことを反省し、自分の中の欲望を全力で描いてやるという気持ちで描きました(結果描いていて辛くなりました)
物語として欠けている状態から0になる話、人によっては不快になるかもしれない話を描きたいと思いました。
これまでの話も自分の中の経験や感覚を出しているのですが、自分は「強く欲望すること」は視野が狭くなることだと思っているので、今回それを没入する形で思いっきり描くことを意識しました。
今回もBLではあるのですが、対象はちばてつや賞に出すような青年一般誌向けをイメージしてます。
欲望は読めばわかる内容ですが以下です。
・もう会えない人に会いたい
・後悔を拭い去りたい
・破壊衝動
▼試み
・複数の作品を参考にしてコマ割りや演出を検討した(引き出しが増えた気がする)
・これまではネームで1週間半ほどかけていたが、今回は4日で行った(結果絵が雑になり分かりにくくなった…)
▼課題
・一旦伝えたい内容を整理して10p程度になったが、状況や盛り上がりに説得性を持たせるための前提などを追加したら、やはりページ数が足りず伝わりにくいものになってしまった気がする。
・狙ってやったことだが、オチが暗い、分かりにくい気がする。複数の漫画を見たり、二次創作活動をしていても自分が作る(作りたい)ものは「今売れるものではないな」という自覚はあるのでどのように折り合いをつけていくか迷っている。
ネームからの修正点:
前回講義でのご感想、質問へのご回答を元に主に以下の部分を修正いたしました。
・前半3pのセリフを修正
・全体的に短歌の要素を強調
・ラストが少し希望がある形とわかるように変更
気をつけたところ:
・デジタルでの丁寧なペン入れ
・画面全体の白黒のメリハリをはっきりつける
反省
・画面のまとめ方や魅せ方、あとデジタルでのペン入れの方法を模索しているのでより経験を積みたいです