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月と菜の花

こまだ ほろ

こまだ ほろ
月と菜の花

【課題内容について】

もともと人形と一緒に暮らす話はいつか描きたかったので、今回の課題内容「肉体的接触」に合わせて、人形と手をつないだ時の温度差をメインに描いてみました。「冷たい手」から一緒に暮らして名前を付ける経過の後に「あたたかい手」に感触がかわるのですが、もっと大きなコマで強調したほうがよかったかもしれません。「クライマックス」は土手で手をつなぎながら菜の花を見る一連のながれになります。見開きのコマが名シーンになるはずなのですが、画力が足りず、ペン入れでは気合をいれて頑張りたいです。

【武器になるもの】

①17年以上の会社員経験。働いているときは全く楽しくなかったですが、トラブルや人間関係の見本市みたいな場所だったと思います。細部の面白さも事務経験を通じて少しだけ知りました。

②猫 愛猫「ほっけ」が家にいます。資料と癒しとして活躍しています。

③人形制作 球体関節人形を作っていました。今回ネタにしました。

④妄想 20年以上妄想しつづけている空想世界があります。気をぬくとその世界のことを考えています。妄想自体は4歳ぐらいから始めていて「ごっこ」という名前で呼んで遊んでおり、寝る前、車に乗っているときは「ごっこ」の時間でした。