元・人間一回目の比較的スムーズな旅
普段から、自分の体験したことや内面のことをどうにかこうにか加工して漫画にしているのに、改めて「自己紹介」をテーマにされるとここまで苦しむとは思いませんでした。
今回の課題は、「自分」というキャラクター性をとにかく出す・キャラクター性の伝わるエピソードを選択することが大事なのではないかと考え、人生の中で私を最も象徴すると思えるあだ名と、行動と、出来事を取り上げて描きました。
描いていて燃えてくると、足し算ばかりの趣味山盛りの漫画になってしまう上、どれも削るのがもったいなく感じられてしまう事が悩みで、今回ももれなくその問題にぶち当たってしまいました。
厳しくご指導いただけたらうれしいです。一年間お世話になります。よろしくお願いします。
ひらマンの講評では、根本的な点から細やかな点まで添削してくださりありがとうございました。題材の選び方・絞り方、キャラクターの言動や感情の描き方など、もっと意識的かつ理論的になるべき事が多いとハッとしました。
変更を加えた点:
・漫画で何を伝えたいかをできるだけ絞りました。
→①人間一回目②『人間一回目』を克服した③ノープラン④でもコミティアには参加する の4点から②と③をまとめ、①と④は極力サラッと読めるような運びにしました。題材が煩雑なことに伴い、主人公の行動の流れもゴチャついていたのをスムーズな動線になるよう回想やセリフを修正しました。
頑張った点、工夫した点:
・実在の場所がモデルなので、できるだけ描き込みを精緻に行うよう心がけました。
・スケジュールを守りました。
→普段制作が遅れがちなので、いつもよりも各作業にかかる時間を厳しく見積もることで締め切りを守りました。
反省点:
・もっと伝えることを絞れたし、もっとわかりやすくできた気がします。
・主人公をさらに魅力的に、好感度の高いキャラにしたいと思いました。
・背景から仕上げまで行う中で、キャラクターと同じテンションで描きすぎたあまり、キャラクターが描き込みに埋もれてしまい、後で全体を見返した際に見づらさを感じました。
・トーンワークももっと工夫・活用する余地がありそうです。