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ぜってぇ泡になんてならねえ人魚姫

ねりけし

ねりけし
ぜってぇ泡になんてならねえ人魚姫

人魚姫を読んで一番違和感を感じたのが
「この王子の為に泡になるかな・・?いやならん」
だったので、そこをスタートに人魚姫の世界観や出て来るアイテムを使って
王子を殺害せずに人魚姫が助かっても許されそうな展開を考えました。
私は泡にはなりたくないですが、殺人者にもなりたくないので王子には最低限の血を流してもらう事にしました。
王族なので多少怪我してもすぐに手厚い看護を受けられるでしょう。
育った環境が王族と違うのがにじみ出るように人魚姫サイドには砕けた口語で話させました。

また、前回の授業で「蓋をしている感情があるのかも」という話を頂き、考えた結果
相手の立場を考えたり、ここで怒るのは最善ではないのでは?と思い
色々な場面で「怒り」の感情に無理やり蓋をしがちだと気付きました。
せめて漫画では「怒り」を出して行こうと思ったので
ブチ切れている絵をインパクトが出るように描きました。
一瞬でこの表情が相手の脳に伝わればいいですね。
私は怒っているぞ!!!!コラァ!!!