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梅雨空と真っ黒

たにかわつかさ

アーティスト

大学生

梅雨

真っ黒

たにかわつかさ
梅雨空と真っ黒

好きだと感じたその瞬間と言われて、パッと思い浮かんだものは、梅雨でした。

梅雨といえば、雨です。雨の降る日は雨の音が聞こえて好きです。人の雨の音でかき消されて、自然の音が聞こえてきて好きです。それに外で歌い放題です。梅雨のイベントの中でも最も好きなのは蛍です。今年こそ行けませんでしたが、去年までは毎年、明け方まで蛍を探したりしていました。雨に当たるとドラマチックな感じがして好きです。とにかく、「なんか好き」です。 

他にも、タバコの煙をかいたり、絵を描いたり、も好きなので、好きなものを詰め込みました。

深川ニナ(女の子)は、(もちろん好きな)知り合いをモデルにしていて、その子は実際にアーティストを目指しています。ストレートにものごとを伝えたり、表情がよく変わったり、雨の中、本当に絵を描いたりしそうな子なので、キャラクターにも反映させてみました。なぜこの子をモデルにしたかというと、表情がよく変わる子だったからです。課題文を読んで、とにかく読者に、ページをぺくるたんびに何かちょっとしたご褒美をあげるべきだと解釈しました。表情がよく変わる子を出した方が楽しいかなと思い、こういうキャラにしました。頭の中では、もっと素敵なキャラになる予定でしたが、力不足でこれになりました。でもかわいい可愛く描けました。

また、深川ニナちゃんは狂人?として描いたので、読者が共感できるように、極力、普通の男性を読者目線(主人公)にしました。今月スピリッツの担当さんに、深川ニナちゃんが主人公の別の漫画を見せた時に言われたアドバイスを参考に主人公を作りました。

反省点としては、ふんわりした作品になってしまった気がしているので、もっとピンポイントで、ここが好きです!と言える(わかる)作品にできたらよかったです。あと、1ページ目があまり機能していないきがします。主人公が、ちょっとウザいおじさんで落ち着いてしまった気がします。もっとかわいいところを出したかったです。年齢が分かりにくい作画になってしまいました。老けているシーンがいくつかありますが、設定は32くらいで、自分はまだギリおじさんではない!と信じています。

よろしくお願いいたします。