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ふ・れる

藤原ハル

藤原ハル
ふ・れる

◆ネームからの変更点
師走の翁先生にネーム修正は必要ない、とお言葉をいただけたので物語には変更ありません。
先生の資料で学んだ「情報しか伝えていないコマ」がいくつかあったので、このコマで大事なのは何か?ということを考えて構図を考えました。提出前に一旦完成させた原稿をジャンプ+のイベント持込で見てもらったところ「カメラが遠い」という指摘をいただき、手をつなぐ直前(P8-11)で臨場感が出るよう再度描き直しました。

◆その他
・内容がコントなので画面は力の限り描き込みました。絵が本格的で内容がバカな感じを狙ってます。
・掲載誌は「月刊スピリッツ」を想定
・女の子がかわいければ勝ちなので力の限りかわいく描きました
・作画日数 5日間+改稿2日間

ふ・れる

◆作品について

師走の翁先生に見ていただくからには絶対にえっちな漫画にしようと決めていました。

自分がこれまで読んだ中で最もえっちだと思った漫画は、山本直樹先生の「ビリーバーズ」のやりそうでまだ最後までやってない2人がトラックの運転席で脚をくっつける場面です。セックスや性器を描写しなくてもこんなにえっちにできるんだと衝撃を受けました。今回の作品ではR18な描写はなくキスすらしてませんが、えっちやドキドキ感を読んだ人に感じてもらえるよう描きました。

また「肉体接触が名シーンになる」というお題から、手をつなぐ場面が名シーンになるように逆算して手をつなぐことへのハードルを作りました。(ゾンビ感染で接触できなかった/付き合いたての2人/死を前にした緊迫感) さらに、手をつないだ瞬間に光が差して夜明け⇒ゾンビが滅ぶクライマックスにつなげています。これでもか!というくらい意図的に「ここがメインですよ」と主張しました。描いててとても楽しかったです!

感染、マスクという題材からコロナ禍での恋愛も意識してます。

制作コースのやながわけんじさんの描かれる女の子がかわいすぎてどうにかパクりたく、タレ目女子を描きました。

◆「あなたは創作の戦場にほうりこまれることになりました。あなたがそこで生き抜くために使えそうな武器はなんですか?」

・スピード(描くの速いです!)
・集中(何時間でも描けます!)
・自作品が良くなるという信念
・自作品を疑いつづける心