おぼんやすみ

くまのぶ

自転車

くまのぶ
おぼんやすみ

〔ネームからの変更点〕

見開きページで風景の開放感を出すために、中盤に「太陽の暑さ」を加え、道中ヘトヘトしている感じを表現して対比を強めました。(4p)
他に、ネームの終盤では、物語を通して主人公が自転車旅が好きになったということが画面に現れていなかったので、
完成稿では、自転車旅が好きになったことを言葉で伝え、主人公が次の旅行の約束するという表現に変更しました。(9p,10p)
あと今回からキャラクターの線を太めに、背景の線を細めに描いてみました。

おぼんやすみ

マイペースで能天気なお父さんと思春期真っ只中の良吉くんの自転車旅のおなはしです。

「好きだと感じたその瞬間」ということで、
父と一緒に自転車で出かけた時、そこで見た景色に感動し自転車旅が好きになった実体験を元にマンガにしてみました。

今回のマンガは10pという短さなのですが、以下の2つの理由があります

①今回のマンガを作っている時、背景のコマが多いなと感じました。
 自分は背景を描いている時、ペースが遅くなるので、そのことを考慮し、短くしました。

②いままで自分は、マンガはいいストーリーを作るものだ、と考えページ数が多くなる傾向がありました。
 しかし今回の課題4に書かれてある『首尾一貫した完璧なストーリーを作れること』といままでの自分の考え方が重なるなと思いました。
 今回の課題は瞬間を描くということもあり、変にいいストーリーを作ろうと意識して長くならないよう事前に防ぎ、短いおはなしにしました

<応用>
前回の授業で選出されたマンガの共通点として、「タメと開放」なのではないかと考えました。
そこから今回の課題の“瞬間”を「開放」とリンクさせ、2ページの見開き(6p,7p)にし、
それより前のページ(1p~5p)は主人公が嫌な思いをするというシーンを多く入れることで「タメ」てみました。

今回は第1弾ネームをDiscordのネーム相談のチャンネルに投稿しました。
その時にご指摘、ご意見、ご感想してくださった
さんばさん、藤原ハルさん、aotakaさん、やながわけんじさん、かわじろうさん、あい乙いなびこさん、queさん
本当にありがとうございます