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ひらマンのコトバ【特別編】令和7年度 文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業成果発表イベント「ENCOUNTERS」 関連イベントトーク「 “ゲンロン ひらめき☆マンガ教室” から考える、新世代の漫画の戦い方 〜商業・同人・SNS、そして教育〜」に参加しました!


前回の記事をポストしたとこですが、無料の実質ひらマン授業があると聞きつけて、本日2月28日から開催している 令和7年度 文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業成果発表イベント「ENCOUNTERS」の関連イベントトーク「 “ゲンロン ひらめき☆マンガ教室” から考える、新世代の漫画の戦い方 〜商業・同人・SNS、そして教育〜」に参加してきました!

 

「文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業」は以前の文化庁メディア芸術祭の後継事業で、毎年応募から選考された若手メディア芸術クリエイターを助成する年間プログラム。最大500万円までの制作資金支援やメディア芸術に造詣が深いアドバイザーからの定期的な指導など手厚い育成プログラムになっており、当然日本のメディア芸術の古参勢であるマンガも助成の対象なんだけど、なぜかマンガを扱う企画については応募・採用されることが少ないのだそう。そんなこともありマンガ勢に事業を知らしめるべくひらめき☆マンガ教室をふくめたマンガ界を語るトークイベントが行われることになったようです。それにしても「文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業」って文字面でも長いですが読むのはさらに大変そうで、中のかたがたはふだんどうやって呼んでるんでしょうか。

 

トークメンバーは武富健治先生、米代恭先生、ブルボン小林先生、さやわか先生の4名。最初こそまるで文化庁のイベントの関連トークかのような固さがあったものの、次第にトークに熱が入り、ひらマンの公開個人指導方式の利点の話、米代先生がいろいろ考えた結果匿名でコミティアに本を出してた(!)話、異世界マンガ系作品はなぜタイトルで全部説明するのか問題、通常の漫画賞選考会と、議論時間の長さや作者と対話する点で異質な「ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞選考会」の話、マンガ家同士が集まって飲んでももマンガの話はしないが、マンガ教室だとそれが方便になってマンガの話が盛り上がる話、ブルボン先生がウォッチしていた日向坂4コマ界隈やインスタ子育てマンガ界隈の話などなどなどなど、さまざまな話が聞けて大変盛り上がるトークイベントでした。

 

さて、今回あまり発言をちゃんと再現できないのでコトバとしてピックアップはできないのですが、印象に残った話としては(発言はどっぱくの理解による要約で正確ではないです)、マンガ家とコミュニティの話のなかでの米代先生の「コミュニティになじめないタイプの人はまず資本主義に乗っていき、基盤をつくってからコミュニティに入っていくやりかたがある」という力強い発言がよかったです。武富先生だと「マンガの世界ではマイナー出版社がベタな作品(エロとか)を、メジャー出版社がとがった作品を送り出しがちという逆転現象がある」という話にははっとしました。ブルボン先生もいいコトバがいろいろあったなと思いますが、マンガの語りについての話題で、近年はSNSやWeb掲載のコメントなどで読者の声がたくさん届くことに触れつつ語られた「しかしファンのプラスの声はマイナスになった作家を救わないことがある。作家のマイナスをゼロに引き戻すのは、(作品と対峙する)『評』の言葉だと思う」というコトバは、まさにマンガを評することを仕事とするブルボン先生の矜持を感じました。

 

イベントの最後では質問者の方から、「来期ひらマン受講予定です!」という宣言もあり会場がどよめいていました。来年度のメ芸支援事業もひらマンも盛り上がることを期待!

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