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好きなマンガ『花もて語れ』4巻


はじめまして!

8期聴講コース受講生のMaiです。

 

私の好きなマンガは『花もて語れ』4巻です。

 

引っ込み思案な主人公が朗読に出会い、その魅力にはまっていく話です。ちょうど私が朗読を始めて苦しんでいる時に出会いました。それ以来助けを求めて何度も何度も読み返しています。

 

朗読はイメージにはじまり
イメージに終わる

 

これは1巻にでてくるセリフです。朗読教室でも繰り返し言われることなのですが、言いたいことが分かるようで分からない…。マンガを読み進めるうちに徐々に理解が深まり、腑に落ちたのが4巻。芥川龍之介の『トロッコ』を題材に、「視点の転換」について解説しているところです(「視点の転換」はマンガでいうところの“コマ割りやカメラがどこに置かれているか”だそうです)。

 

朗読する小説の横に4巻を置き、一文一文読み解いていきました。読み解く→稽古を繰り返すことで、各場面を五感でイメージできていないとナレーションもセリフも少しずつ違うニュアンスで聞く人に伝わることを体感しました。当たり前と言えば当たり前なのですが、これが難しかった!ストーリーで伝えるマンガだから理解することができたのだと思っています。

他にも小説の取材の仕方も書かれておりとても役立ちました。全13巻のうちまだ4巻。4巻から先は自分に落とし込めていないと感じているので今後もお世話になる予定です。

 

マンガを教科書のように使用したのは初めての経験なので、私の好きなマンガに選びました。

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