
好きなマンガ1冊『HUNTER×HUNTER』25巻
はじめまして。
ozaki11(おざきじゅういち)と申します。
ひらめき☆マンガ教室 第8期 聴講コースにてお世話になります。
【好きなマンガ1冊のタイトルおよび巻数】
冨樫義博『HUNTER×HUNTER』25巻
それに収録される「No.263/突入③」という1話が決め手です。
【その1冊が好きな理由】
『HUNTER×HUNTER』は週刊少年ジャンプで掲載されるバトル漫画。
取り上げた1話は「キメラ=アント編」と呼ばれる章の最終決戦に進むシークエンスの一部です。エピソードタイトルは「突入③」。主人公一団が綿密な計画を練りキメラ=アントの拠点に攻勢を仕掛ける場面で、両陣営が相対する瞬間です。
“突入10秒前”
全19ページただ一つの台詞です。寡黙なシーンの連続が登場人物同様に、読者にも固唾を呑むことを誘います。
緊張感の虜になりました。これが好きな理由です。
言わば最終決戦のイントロで「両陣営の衝突」の局面、互いの力関係やそこに加わるキャラクターなど多くの説明を求められる場面です。そんな劇的な場面がスケールのある背景と構図、キャラクターの表情、ナレーションにより言葉少なく静かなまま刻一刻と進みます。
「好きな理由」の説明を端的に試みましたが、同時に「マンガ技術として何が行われているのか、もっと知りたい」とも思っています。
ひらめき☆マンガ教室を通してたくさん学びたいです。
そして、そんな緊張感のあるエピソードは下の解放的な見開きで終わります。

カッコよ……!!
以上です。 第8期の1年間、何卒よろしくお願い申し上げます。